カテゴリー: 活動報告

【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】をデータでご覧頂けます!【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】をデータでご覧頂けます!

当ホームページ・トップ画面の【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】バナー↑↑↑よりデータダウンロードも可能

地域の中で様々な問題で孤独や困難を感じている方が、支援先につながることで心身の健康課題を解決することを、「社会的処方」ということがあります。きっと私たちの地域には、課題を解決してくれるつながる場所が沢山あり、そこにつなげる役割を担っている人もたくさんいるはずですが、もっと必要な方に届いていてほしい。支援先や団体を可視化し、必要な方につないでくれる人が地域に増えれば、もっと住みやすい地域になるはず。そんな思いから、CANnet帯広チームでは、令和5年度 帯広市市民提案型共同のまちづくり支援事業『Motto おび広がる プロジェクト』の採択を受けて、「社会的処方MAP 十勝帯広版」を作成するプロジェクト活動をしておりました。
そして、一年目の成果として【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】が完成し、過日7月2日とかちプラザにてお披露目&配布会を開催致しました。当日は昼夜2回開催で約50名の方にお集まり頂き、プロジェクトメンバーより直接社会的処方MAPをお渡しすることができました。

また、当ホームページ・トップ画面の【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】バナーをクリックすると、どなたでもご覧頂け、ダウンロードも可能です。ご活用ください。お待たせ致しました!

社会的処方MAPプロジェクトは2年目に突入し、新メンバーも増え、引き続き活動中です。今期も各所へのインタビュー、イベントを企画しております。プロジェクトメンバーがお伺いするかと存じますが、どうぞよろしくお願い致します。
最後になりましたが【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】作成にあたり、ご多忙の中インタビューに応じて下さった皆さまには心より感謝申し上げます。

キャンパス東京&旭川6月開催報告キャンパス東京&旭川6月開催報告

7月に入り暑い日が続いています。ただいま北海道ではちょうどラベンダーが咲いていて、富良野はもちろん、旭川の歩道の植え込みにもキレイな紫色を眺めることが出来ております。

さて、先月6月24日(土)にキャンパス東京&旭川6月を開催しました。

テーマは「自分らしく生きるためのお金の話」でした。

テーマだけ聞くとお金の話中心でどのようにお金を貯める、使うか?みたいな印象があるかと思いますが、実際はどのように生きるか?を考えたときに生きていく上で困った時、それが金銭的な場合はどのような方法があるか?というような内容でした。

キートーク講師には旭川中心に活躍されている らしさを応援するコンサルタント /キャリアコンサルタント /ファイナンシャルプランナ 大野 雅志さんに多岐に渡るお話をして頂きました。

そもそもお金とはどういうモノか?そして万能ではないこと、年を重ねていく上でお金はどのくらい貯めたら良いのか?ではなく、自分のライフデザインをまず考えてみること。自分はこれから何をしたいのか?をしっかり見つめる。5年後、10年後の自身の未来、老後を想像してワクワク出来るように。それを叶えるためにはお金はどのくらい必要?リスクに対する備えはどうする?を考える。困った時にはまず公助を考えてみる、社会の保証制度にはどのようなものがあるかを予め知っておくこと。リスクの処理技術は発生頻度と損害の大きさの程度により、貯蓄や投資、保険なのかを選択できるようにしておくこと。

困った時にこそ心のゆとりが大切、心のゆとりは選択肢の多さから生まれるので広い視座、視野、視点を持つことが大切であると教えて頂きました。

自身の生活上でこれから起こり得る事柄について自分で考えるクセをつける。ただし、困った時は全部自分でやらなきゃではなく、社会保障や保険を上手に使えるようにしておく。そして何より「もらう」という選択肢を考えられるようにしておくこと。

「もらう」は物だけではなく、精神的、知恵を分けてもらう、情報をもらうなど助けてもらうことも含まれている。相談できる場所は公的な場もあるけれど、助けて!といえる関係性を作っておくことも大事。「いつかはこうしてみたい!」を周りに伝えてみると、そのやってみたいこと、なりたいことに対してのヒントが得られたり、そこから更に繋がりが出来ることがあります。偶然の中にチャンスあり。大野さんのお話はまさに目からウロコでした。

参加された皆さまからは

・偶然の中にチャンスあり→計画された偶然、私の人生、計画性ないままに人生半世紀以上生きてきたことを改めて気付きました。

・気持ちの良い「もらい上手」になりたいです(*^-^*)

・視点を変える。マイナスにとらえるのではなく、夢を持つ。

・お金を中心にして発想するのではなく、どういう生活を送りたいかを中心にお金を考えるという考え方。

・「もらう」を選択肢の一つに入れると心がグンと軽くなりました。おんぶに抱っこではなく、今回は貰うけど、自分が出来るときはあげたいと思えました。参加者さんの実例を伺い、ライフプランを立てることはお金に縛られない生き方をする上で重要なことなんだと気づけました。もっと早く知っていれば高い保険に入らなくて良かったのかも〜。

等のお言葉を頂きました。

自分のこれからを何となく、漠然とではなく、何をしたのか?どうなったらいいなと思っているか?を考える。そしてそのための準備を始めてみよう、自身のやりたいことは積極的に周りの人に伝えてみようと思いました。

今月のキャンパス東京&旭川は「地域の中のコミュニティの存在について考える」です。

初めましての方もリピータの方もぜひぜひご参加ください~!

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【開催報告&御礼】社会的処方MAP十勝帯広編 vol.1 お披露目&配布会【開催報告&御礼】社会的処方MAP十勝帯広編 vol.1 お披露目&配布会


7月2日(日)、「社会的処方MAP帯広版のお披露目&配布会」として、十勝プラザにて完成報告会を開催しました。今回は昼・夜の2回に分けて、スタッフも含めて約50名の方にご参加いただきました!

当日の流れとして、➀社会的処方MAPとプロジェクトについての説明

②プロジェクトメンバーからの報告

③作戦会議として「社会的処方MAPってどう使えると思いますか?」等

と云うテーマに沿って、参加者の皆さんと一緒に、楽しみながら考える時間を過ごしました。

その中で「『社会的処方MAP』というワード自体は第一印象では“少し難しそう”というイメージでしたが、内容を知ると非常に身近な問題解決の糸口になる物なのだなとの印象に変わりました。少しでも多くの方々に知ってもらいたいですし、広めていくことに一役買えれば良いなと思いました」「様々な立場の方とお会いする機会になり、とても良い時間を過ごせました。MAPが配布されることでつながりが生まれてくることが期待できると感じています」「私生活でもおせっかい的にこのMAPを活用しようと思います」「老若男女問わず、手にとってほしい一冊だと思います。悩んだ時には、社会的処方MAP!」等といった感想や声が寄せられました。

今回、久々にリアルでの集合となりましたが、休日にも関わらず、沢山の方々にご参加いただき、感謝・感謝でした!
社会的処方MAPが一人でも多くの方の目にとまり、必要な方に届くことを願っています。
また、沢山の仲間(リンクワーカー)が増えると嬉しいです!
これからも引き続き、どうぞよろしくお願いします。

キャンパス札幌&帯広2023年6月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年6月 開催報告


7月に入り北海道も初夏を思わせる陽差しが降り注いでいます。各地でラベンダーも咲いていますね。北海道にも夏がやって来ました!
さて、6月14日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「起立性調節障害について知る~子どもたちの学びたいを理解する~」
北海道起立性調節障害の会〜道産子ODグループ~のカミヤマさんを教授にお迎えしキートークをして頂きました。

アイスブレイクのお題は「あなたの疲れたときのエネルギーチャージは?」で、「レジリエンス」「パフェ」のグループ名が出ました。

カミヤマさんのキートークを聞く前に、参加者の皆さんに「もし、皆さんのお子さんや、近しい方のお子さんが『朝起きられない・・・』と言ったときに何て対処しますか?」と尋ねました。「夜遅くまでスマホ見てたんでしょ」「学校で嫌なことあったの?」と子どもの生活態度や友達関係の面から出たお声があった一方で、「痛いところあるの?他の体調はどう?」「無理しないでいいよ」と子どもの健康面、身体的側面を心配してでたお声がありました。皆さんはどちらですか?

その後、キートークでカミヤマさんは「起立性調節障害は『思春期の成長期になりやすい病気』で、朝起きられない、めまい、頭痛など朝の体調不良が著しいのが特徴です」と説明して下さいました。自律神経の働きがうまくいかずに起立時に身体や脳への血流が低下するために、このような症状がでるとのことでした。また、夕方になると血流が回復して部活動には参加できたり、午後に少し登校できたりするので周囲からは「怠けている」と誤解されやすいことが多いということでした。こうした症状は子ども自身も自分の体の中で何が起こっているか理解することが難しく、身体的に辛い事を訴えるしかなく、親もなかなか「病気」であることに気づかず適切な医療機関につながることが遅くなるケースが多いそうです。
この起立性調節障害は思春期にあたる中高生(最近は小学校高学年)の10人に1人がなると言われているそうです。それでも、起立性調節障害を診断できる専門が非常に少ないことと教育現場でもほとんど知られていないことがカミヤマさんのお話を聞いて驚きました。多くは血圧を測ることで専門医でなくとも血圧の異常が発見できるので、早めに専門医につながることができるのではないかということでした。
症状も大きく6つのタイプがあり、重度、軽度、複合タイプなど個人差があるようです。そして、思春期の成長が落ち着く頃に症状も徐々に減り、大人になる頃には症状が消えていくお子さんが多いようです。中には症状が残ることもあるようですが。

この起立性調節障害での困難さは一番は身体的症状です。周囲は理解し難いほどお子さんの体はとても辛いとのことでした。次に、学校へ登校できず勉強についていくことが難しい、出席日数が足りないなど学業面での困難さが大きくのしかかってくるということでした。出席日数を満たすために無理をして登校し、再び体調を崩すということも少なくないようです。
カミヤマさんは「とにかく一番は体を休めること!勉強や進学が気になるとは思いますが、体を十分に休めることが一番大切なことです。」と声を大にして訴えられていたのがとても印象的でした。当事者やご家族はなかなか受け入れることが難しいようですが、勉強や進学の選択肢も他にあることを北海道起立性調節障害の会〜道産子ODグループ~ではお伝えして、一緒に考える場を設けているということです。会に参加されると情報を共有したり、悩みを話したりでき、元気になって帰って行く親子さんがたくさんいますよとお話されていました。

また、起立性調節障害のことを知らない周囲の方の心ない言葉で傷つくことがあるそうです。今回のキートーク前の質問「朝起きられないとお子さんが言ったらどう対処しますか?」を思いだしてみて下さい。起立性調節障害のことを知った後だったら「夜更かしして遊んでたんでしょ?」という言葉はでないと思います。知らないことで傷つけることがあることを改めて気づかされました。

参加者さんからは「中高の学校の先生や親御さんに知ってもらいたい」「ICT教育時代なので病気で登校が難しいお子さんに積極的に活用されるといい」「まだ認識のない当事者と、また認識している当事者との存在にどのように関わってゆこうか、周囲は如何にあるべきか伝わってきました」と全国各地からご参加下さった皆さんには色んな視点からの気づきや学びがあったようです。

教授のカミヤマさん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

キャンパス札幌&帯広2023年5月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年5月 開催報告


大通公園ではバラがキレイに咲いていますね。季節は少しさかのぼり、リラ(ライラック)が見頃を迎えていた、去る5月10日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「自分らしく生きるためのメイクアップ」
メイクアップアーティスト/北海道医療美容研究会(医美Labo北海道)メンバーの吉尾和代さんを教授にお迎えしキートークをして頂きました。

アイスブレイクのお題は「あなたの初メイク(メイクにまつわる)エピソードは?」で、「やまんば」「眼鏡」「ビジュアル系バンド」と時代背景が伝わってくるグループ名も出ました。

吉尾さんは趣味がメイクアップです!と言うくらい大好きなことをお仕事とされています。メイク(お化粧)のことを知れば知るほど「もっと技術を高めたい、もっと知識を深めたい!」とメイクアップの師匠のもとで研鑽され、いくつかの職場を経験し、今春、ご自身のサロンを札幌で開業されたということです。イベントやブライダル、赤ちゃんの先天的なあざからケガや病気による外見変化、障がい者施設や老健施設への化粧療法、亡くなった方へのエンゼルメイクなど一般的なメイクアップアーティストさんに比べると幅広い分野でお仕事をされているのではないでしょうか。

キートークではメイクアップアーティストって具体的にどんなことをするの?メイクの定義は?と一般的なことが上げられましたが、吉尾さんのにとってのメイクとは?「外見を美しく見せるためだけのものではなく、中身(心)にも大きな変化をもたらすもの」とお話されました。晴れの日だけではない、年齢や性別も不問、生まれたときから最期の時まで、「誰にとってもメイクは味方」というのがとても印象的でした。
そんなメイクアップを実際サロンではどのように行っているか、いくつかの実例をあげながら説明して下さいました。
サロンでは眉毛に特化したメニューもあり、性別問わずとても人気があるそうです!特にコロナ禍ではマスクを着用していたので、表情を左右する「眉毛」が重要だということでした。眉毛の整え方、描き方、糸脱毛で顔の毛を処理する新しい方法も映像を交えてご紹介下さいました。メイク前、メイク後の写真ではとても印象が変わるのが分かりました。実際に施術を受けられたお客様からは「はじめて自分で可愛いと思った」「ヘアセットをして行くと、会った人もとても喜んでくれた」などメイクをすることによって自己肯定感が上がったり、メイクをした人だけでなく周囲の人にも好影響を与えたりと嬉しいお言葉を頂いたということでした。
吉尾さんは北海道医療美容研究会(医美Labo北海道)メンバーでもあり「医療美容」のメイクについてもお話がありました。ケガや病気で外見変化があった方にも、その方が「元の自分に戻りたいと思う気持ちに寄り添いながら」カバーメイクやメイクのテクニックをお伝えするということでした。サロンでも医療美容のメニューがあり、個別に相談に応じてくれるとのことです。医療美容に限らずサロンでは、なりたい自分になるためのメイクを考えるのにカウンセリングに重きをおいているとのことです。
最後に吉尾さんがメイクは「自分に自信を持つための一つの選択肢である。諦めてしまう前に『メイクに味方になってもらう』」とお話されたのがとても心に残っています。メイクへの想いを熱く語って下さいました。
グループトークでは「自分らしく生きるためのメイクアップとは?」を考え、参加者さんからは「眉の描き方を習得しただけでも毎朝メイクするのが楽しくなりました」「若い時ほど気になる肌のトラブルや傷があって周りに気づかいされるほど辛さを感じることもあると思うので、家族や本人にカバーする方法があるかもよということが伝わるような社会になるとよいなと思います」「『メイクに味方になってもらう』という言葉がとても印象的でした。もっとメイクと仲良くなりたいなという気持ちになれました」「(メイクの話を通じて)様々な人との出会いの中で自分には関係ないと自分で壁を作るのではなく、困った時や辛い時に一人じゃないと思えるような関係性づくりって大事だなと思った」「メイクアップが多様な人や場面で活用されることを学びましたが、推し勧めるのではなく、こういうことを知っていたら色んな人との接し方を丁寧に考えられるようになるなぁと思いました」と色んな視点からの気づきや学びがあったようです。

教授の吉尾和代さん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

キャンパス東京&旭川5月 開催報告キャンパス東京&旭川5月 開催報告

キャンパス東京&旭川5月 開催報告

季節は進み夏一歩手前の良い気候となりました。北海道では5月下旬は運動会の季節。今年はコロナ感染症の分類が変わり、ここ数年の集団行動に伴う制限が無くなったことで小学校の方からにぎやかな声が聴こえてきていました。以前の当たり前の生活とコロナ禍において変化した生活スタイルと色んなバランスを取りながら、今後の生活や生き方についても流されずに過ごせたらなあと思います。

5/27(土)はキャンパス東京&旭川5月はキートーク講師に大橋洋平さんをお招きして、「足し算命で気ぃ楽にLife生きる~「自律」について考える」というテーマで参加された皆さんと一緒にお話を聴いて考える時間でした。

大橋さんは現役の緩和ケア医でありがん患者であるお立場から、多岐に渡ってお話を聴かせて頂きました。緩和ケアのこと、ご自身が医師であることから体の状態である程度分かってしまうこと、生きることに対する考え方について。

その中で特に印象に残ったワードはやはりキートークテーマにもある「足し算命」の考え方。

自身の余命をなんとなく知ってしまうと1日ずつ減っていくと考えがちではあります。これは死ぬことを考えることになり淋しい気持ちになる。余命を知った日を起点として今日も1日生きた!と足していくことで気が楽になり、生きられることに感謝、そして出会いや繋がりに感謝出来ると話されていました。

そして「自律」について。患者であっても出来ることはしたいと思う。ただ病気が進んでいくと家で自分で出来ていた事が少しずつ出来なくなって自立が難しくなってくることがあります。

その時に自立が出来なくても出来ないことは頼って生きていく(依存)、周りに頼っても良いと思える自分を許せるか?これからをどのように生きるかを自身で決定することが「自律」であり、自分らしく生きることに繋がるのではとのお話でした。

参加者さまからは

・余命という話を、カウントダウンから足し算の考え方に変化させるって、素晴らしいなあと思いました。「自律」という考え方、自分で決めるということを深く考えることができました。

・患者にとっての自律

・人から必要とされる→モチベーションアップ、自分でもできる!に繋がる 自分で納得する=自律=自ら決めて行動する

・気楽に生きるための自律とはなにか、考えるきっかけになりました。

との声を頂きました。

自己決定をする→自分の意志で選べるということ。そのための選択肢は少しでも多い方が良いと感じました。

これから年と取るにつれて何らかの病気や事故などにより自身の人生の終点がもし見えたとしても、出来ないから全てを諦めるではなくその時に自分に出来ることを考えたい。そして痛みや辛さがある場合は医療者や周囲の人たちに頼る。その中で自分に役割がもらえたり、応援してもらえると自分にもまだまだ出来ることがあると嬉しく感じ、最期を迎えるときに自分らしく生き切った!と思えたらと感じました。そのためにもこれからの人生、時々振り返りながら今日関わったや事柄に感謝しつつ1日1日を大切に暮らしたいと思います。

次回のキャンパス東京&旭川は6/24(土)19時~21時 「生きるためのお金の話」です。

初めての方もリピータの方もぜひご参加くださいませ。

11人、テキストの画像のようです

キャンパス東京&旭川2023年3月 開催報告キャンパス東京&旭川2023年3月 開催報告


今年は例年よりも早い桜前線の北上で道内各地で桜が見頃を迎えています。同時に寒さも少し戻り、花冷えがしています。少しでも長く桜を愛でたいですね♪
さて、去る3月25日(土)にキャンパス東京&旭川を開催しました。
テーマは「『経験、想いを知ること』から自分らしく生きるを考える」
講師に悪性非リンパ腫のサバイバーであり、グループ「Japan for Livestrong」の共同設立者のビンジー・ゴンザルボ(Binzee Gonzalvo)さんをお迎えしキートークをして頂きました。

アイスブレイクのお題は「あなたが好きな米国の食べものは?」で、「特大ステーキ」「WBC(World Burger Champion)」と当時の野球の盛り上がりにも絡めたグループ名も出ました。

ビンジーさんは病気のご経験から現在日本のいくつかの大学で医療を学ぶ学生に医学英語・ヘルスコミュニケーションなどを教えていらっしゃるのと共に「Livestrong財団」でも活動されています。
キートークでは異国の地で悪性非リンパ腫に罹患し、病気に対する不安、医療、保険制度の違いなど考えることがとても多く、精神的にもダメージを受けたとお話がありました。それに加えて治療を本国でするか、日本でするかの葛藤は更に大変な負担であったようです。逆に我々が外国で罹患し、治療をすることを考えるとビンジーさんの不安や葛藤は計り知れないと感じました。特に日本と米国の健康保険制度の違いはよく耳にすることですが、加入している保険によって受けられる治療も変わってくる、治療費が桁違いに高いことも衝撃でした。ビンジーさんは罹患、寛解、再発、寛解と2度悪性非リンパ腫を経験され、長くがんとつき合いながら自分の人生を前を向いて歩んでいくことをお話されていました。そんな中で『ただマイヨ・ジョーヌのためでなく』という本に出会い、彼の前向きな姿に共感されたこと、「がんサバイバーシップ」という考えに出会えたこと、今の活動「Livestrong」についてもお話くださいました。「Livestrong」のマニフェストには「Knowledge is power. (知識は力)、Unity is strength. (団結は力)、Attitude is everything.(生きる姿勢が全て)」とあるということです。治療中には主治医がビンジーさんの「自分らしく生きる」ことに理解・協力してくれたこと、医師・看護師・自分はチームで治療をしている、「がんサバイバーシップ」を大切にし、がんへの偏見や差別をなくしていきたいというのも印象的でした。また、治療中にみかんを食べたら「なんて美味しいんだ!」ととても平凡なことだけど、そのシンプルなことにとても感動して涙が出たというお話もありました。病気は先行き不安なことがあるけれど「Present(今) is Present(プレゼント・ギフト).」今を大切に、今を楽しんで生きていくという「生きること」への想いも熱く語って下さいました。
参加者さんからは「感謝の気持ち、 ビンちゃんの想いや生き方を参考に、僕も前向きに今出来ること、みんなのために出来ることを頑張りたいと思います!」「知識や情報をたくさん取られ、コンロトールできることはコントロールをすること、ご自身も積極的に病気に向き合われと前向きな姿勢が素晴らしい」「 You are very very powerful, passion, and Gambaru person for survivors. I think it was very difficult to give us a talk in Japanese and prepare a presentation. But, I really appreciate for sharing so much with us.」とこの日は全て日本語でお話して下さったことに改めて拍手をお送りしたいと思います!CAN net設立にはLivestrongさんも参考にさせて頂いたので今回のキートークはとても感慨深いものでした。異国の地での病気治療やサバイバーシップについて考えられる良い機会になりました。
講師のビンジー・ゴンザルボ(Binzee Gonzalvo)さん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

4月のキャンパス東京&旭川はお休みです。5月のお知らせは決まり次第こちらでお知らせ致します♪

キャンパス札幌&帯広2023年3月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年3月 開催報告


新年度を迎え入学、進級、クラス替えなど学校では大きな環境の変化のある季節ですね。生徒さんも色んな変化に戸惑う時季かもしれませんね。
さて、去る3月8日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「不登校について知ることで子ども達の学ぶを考える」
教授は不登校支援のボランティアをしているさくましほこさんでした。

アイスブレイクのお題は「あなたの理想の先生は?」で盛り上がり、ついたグループ名は「百面相」「アキレス腱」と思い出に残るエピソードが出ていました。

皆さんの不登校児童のイメージはどういうものですか?
不登校とは「年間30日間以上登校できない状態」と定義されていて、文科省調べでは約10万人が該当し、日本財団調べでは遅刻・早退、30日間未満の欠席などしながら、だましだまし登校している不登校傾向にある児童が33万人いるとされています。この不登校児童生徒は今から9年前まではほぼ横ばい、その後右肩上がりに増えています。なぜでしょうか?9年前はゆとり教育が終わった時期に当たり、それも一因と推察できます。
では、教師側から見た不登校になった理由として「無気力、不安、いじめ以外の友人関係に問題、親子間の問題、生活リズムの乱れ(文科省調べ)」が上げられています。一方、不登校児童側からの理由(日本財団調べ)として「勉強が分からない、朝起きられない、疲れる、夜眠れない(ただし、スマホは親に預けている子が多い)」などが上げられ、授業がよく分からないことが強いストレスの一因というのが読み取れます。実際の児童の声は「勉強」に関することのようですね。
キートークの中では教室には通えないけど別室(保健室・図書室)で過ごすことがしにくい学校内環境がある。コロナ禍の影響もあるのか校内で自由に時間を過ごすこと(他教室の生徒との交流)が難しい。図書室・運動場など使用時間が学年・クラス別に時間割化しているところもあるということでした。
児童からの声の中には「不登校になる前に教室以外の休める・相談できる場所があったら行きたかった」という声もあるそうです。そして、全く友達がいないわけでもなく、リアルの友達、ネット上の友達がいて、それぞれのつき合い方もあるそうです。
そして、不登校児童生徒への支援のあり方も「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではないと文科省も明記しています。
学校に行くことで得られる利益、行かないことで受ける不利益とは何か?ということについてのお話もあり、「5教科以外の学問(保険・体育・家庭科など)についても必然的に学ぶ場所や機会が得られること。ネットからの情報(多くは自身の興味のあるもの)だけではなく、興味のない情報(時事問題、1次情報など)にも触れる機会があること。チームで何かを達成する機会があること。」などがあげられました。
学びも多様化している現代では通信制、定時制、全日制の高校もあります。昭和、平成、令和と時代背景が違う私たちも本当に学校に通わなければいけないの?と考える良い機会になりました。「どの道も正解だよ」と伝えられる大人が社会にたくさんいたら良いなぁというお話もでました。
参加者さんからは「安全な居場所作りと安全な大人との関りが必要だなと思いました。自分も安全な大人になりたいなと思いました」「不登校がどんどん増えているということは、欠席には至らなくてもつまずく子供たちも多いのだろう」「家庭内でエネルギーを使い果たす子どもも居ることがわかりました」という意見がありました。
子を持つ親や学校関係者だけではなく、子をとりまく社会の一人として不登校について考えられる良い機会になりました。
教授のさくましほこさん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

4月のキャンパス札幌&帯広はお休みです。5月のお知らせは決まり次第こちらでお知らせ致します♪

キャンパス東京&旭川2月 開催報告キャンパス東京&旭川2月 開催報告

3月に入り日差しが少し明るく春を感じるようになってきました。旭川では国道など大きい道路はもう圧雪からアスファルトの路面に変わり、池のような水たまりが出来て長靴大活躍です。
先月25日(土)はキャンパス東京&旭川2月を行いました。
テーマは「支える人/場があることから自分らしく生きるを考える」でした。
講師にはNPO法人マギーズ東京 看護師の岩城典子さんをお迎えし、岩城さんがなぜマギーズと関わるようになったか、その想い。そしてマギーズ東京のこと、来られた方々のことなど多岐に渡りお話頂きました。
そして参加された皆さまと一緒にマギーズ東京のような支える人や場があることについて、個人/社会にとっての意味について話し合いました。
参加された皆さまからは
・つながりを持つことが、困難なひとの気持ちが、自分の経験に重なった。
・「出会い」⇒『繋がり』が大切だと改めて思った。安心、優しい場、環境が本当に大切であること。
・グループトークでは地域格差の問題も提起され支える場所、支える人、環境、考える機会を頂きました。自分自身も支えてくれた人、誰かを支えることができたか振り返ってみようと思います
・紹介していただいたエピソードは、利用者さんの入り口となる悩み(乳房や脱毛)から、本当に考えるべきことやするべきことに向かう変化が大変興味深かったです。きちんと丁寧に解きほぐしていけば、このように変化することもできるんだという驚きがありました。
などたくさんの気づき、学びがありました。
自身ががんなどの疾患に罹った時、治療の不安のこと、そしてこれからの生活での不安が大きくなります。その時、治療のことは医療従事者に相談出来ることが多いと思いますが、生活のことまではなかなか医療従事者には話せないことがあり、誰に聞いたらいいの?相談できるところは何処?などその不安を話せる場を探すことに。でも、治療中であれば体調が悪いこともあり積極的に自身で探すことも難しい場合が多いかと思います。
誰かに話を聞いてもらうことで心が少し軽くなり、自身の現在のこと、これからどうしたい?を考えながら誰かに聞いてもらうことが自身の振り返りや気持ちが整理されてきて自身の気づきになることがあります。
そして地域に話せる場があること、支えてくれる人がいるということを病気などによる困りごとが出来る前から知っておくことはとても大事。いざという時のために今の自分が何が出来るのか?と気付かせてくれた大きな学びを得たキャンパスでした。
次回のキャンパスは3/25(土)19時~21時
「経験、想いを聴くことから自分らしく生きるを考える(仮)」というテーマで行います。
後日詳細が決まりましたら告知開始いたしますのでぜひご参加くださいませ。
12人、テキストの画像のようです
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キャンパス札幌&帯広2023年2月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年2月 開催報告


本州では梅の便りも届いていますが、北海道の2月は厳冬期真っ直中です。でも夜明けは早くなり、陽差しも春?と思わせるような時もあります。道内各地で雪のおまつりが開かれていた2月8日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「私の中の公共性 ~社会に開く自分の扉~」
教授は札幌で家庭医療専門医をされている大久保彩織さんでした。

アイスブレイクのお題は「あなたがこれだけは譲れない!というものは?」で、決まったグループ名は、
「おひとり様万歳」・・・グループの譲れないものは一人時間。
「相棒亀山に限る」・・・グループは相棒が好きで亀山が好き、お札の向きやワンちゃんのおしっこは隠さないと嫌なメンバーでした。
「ジャスティス」・・・グループの譲れないものは正義感や頑固でした。

大久保さんは留辺蘂町出身で民芸品を作るお父様と、人生が芸術のようなお母様の娘さんです。HCU(高度治療室)に居たころもあり、小さい頃は体も強くはなかったそうで、もっと患者さんに近い医療をと医師を志したそうです。自身の譲れないことは「医療とコミュニティとアート」とのこと。患者じゃない人の方が世の中には多いと考え、自ら地域へ出ることにしたそうです。コミュニティ活動は田舎が多いが都市部には都市部の面白さがある、住んでいるところで何かしたい、自分の居場所を地域に作ってもらおうという思いから、地域での活動を始めたそうです。

まさに「地域に混ざらさる」の行動です。

まずやってみようとコミュニティカフェの一角のスペースで「暮らしの保健室」を開いてみると、たまたま居合わせるという良さがあり、グリーフに関わるようなことや、家族のことなど主治医じゃないから聞けることをおしゃべりしていて、たまたま来た人がちょっとだけ健康の話をする、全く医療じゃない話もする場となっています。
「ゲストハウス」では、インターネットカフェを追い出されたような人なども来るそうで、ゲストハウスの一階に本屋があり、炊き出し、ヘアカット、音楽の催しをされています。ちょっと具合が悪そうな人に声をかけたりもされています。その本屋さんで「雨デモ晴レテモ」という読書会を開催しており、本を読んでいなくても良くて、何にも準備せず本屋に来て、その場で本を選んでそれについて語る未読の読書会です。そこにはお母さんが中学生を連れて来ることもあり、若い子が多く、若干女性が多いそうです。

そして、アートも譲れない大久保さんの「ステレキ写真展」では、おじいさんやおばあさん、可愛い、憎めないものを切り取りたい気持ちで開いています。自分たちの好きなものを出して、地域と交わることで公共性のある場になる、それに共鳴するアーティストと交わる面白さがあるとお話されていました。

扉を開いていることを相手に伝えること。実験していくことが公共性を開くことになること。自分で意識することで自分の公共性の扉に気がついて原動力になると思うとメッセージをくださいました。

参加者さんの感想では、「地域の公共性もあるけれど、まずはそこを好きになる。好きなものを見つけて出ていくことだと思った。」「参加することも自分の公共性を開くことに繋がれる。身近なことに繋がることで、困っている人にアクセスしやすい場になる。」「自分たちのやっていることが公共性として気が付いてなかった。」「田舎の濃密な人間関係は多様性がないことを指摘されて、そこにいると気が付かないということに気が付いた」という意見がありました。
アフターキャンパスでは、アーティストなご家庭育ちだからかセンスの良さを感じる、キャッチ―な感じがすると話がありました。またお洒落、おいしいなど新しく魅力的なものとコミットすると地域に開いた活動は始められるというお話や、田舎の本屋などからでも始められそうという声もでました。
教授の大久保彩織さん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

明日2月25日(土)19時からはキャンパス東京&旭川、テーマは『「支えてくれる人/場があること」から自分らしく生きるを考える』です。講師には 認定NPO法人マギーズ東京 看護師の岩城典子さんをお迎えします♪お申込はコチラから(^^)