キャンパス東京&旭川7月 開催報告

お盆も過ぎてトンボの姿も見かけました。見上げた空の雲に秋かな?と感じる時期となりましたがまだまだ暑い日が続いております。熱中症にならないように気をつけながらも夏の余韻に浸りながらしっかり毎日を楽しもうと思います。

先月7月のキャンパス東京&旭川は「地域の中でのコミュニティの存在について考える~地域で暮らし続けるために~」というテーマでキートーク講師には 認定NPO法人 がんとむきあう会・元ちゃんハウス 理事長 西村詠子さんをお迎えし、なぜ元ちゃんハウスを立ち上げたか?活動されている地域の行政と共にどのように運営されているか?などたくさんのお話をして頂きました。

その中で印象に残っているワードとして、「良い患者でありたいと患者はみかけ以上に強がっている。辛く我慢しているかも(それは医療者が強いているかも?)」、「医療の進歩とともに病院の中で治療が完結しない時代」であるということ。もし我慢をしているのであれば、患者さんは何処で自分の辛さを吐き出せばよいのでしょう?相談しやすい場所はどこ?

また、患者さん本人だけではなくご家族やご友人も寄れる場所を考えているそうです。

サロンのみではなく、話に行きたいけど行きにくい・・・と考えている方への後押しになるようにと考えてようこそ!プログラムといって様々なイベントも開催しているそうです。

確かに同じような境遇の方とお話したい、色々な経験をされている方の話を聴いてみたいと思っても、いざ参加となると初めての場合はなかなかハードルが高いこともあったりしますよね。

そしてキートークをお聞きした後は参加者皆で考える時間、今回は「地域で暮らし続けるためにコミュニティが出来ること、地域と連携できることは?」を一緒に考えました。

参加者さまからは

・医療の現場はとても大切。ただ医療の場以外の場所もとても大切なもの。それぞれの役割やできることがあり、それらが満遍なく、たくさんの方に広げられる世の中であったらなと改めて思わせて頂きました。

・とても貴重なお話をありがとうございました。 ご主人様の想いを引き継がれ、素晴らしい取り組みを続けていらっしゃって感動致しました。 いつか元ちゃんハウスにお伺いさせて頂きたいです。

などのお声を頂きました。

各地域には様々なコミュニティがあって、地域で暮らし続けるために様々な活動をされている方々がおられます。このようなコミュニティの存在をその地域に暮らす方々皆が知っていて、必要と感じた時に気軽に参加できるようになるにはどうしたら良いのか?

コミュニティデザインに必要なものは広報、資金、人だと西村さんは仰っていました。もちろん資金が大事ですが、やはり人と人との繋がりにてその地域に住む方々が参加しやすい居場所づくり、そして行政や関係する機関とも繋がって自分らしく生きられる暮らし方が出来るようなコミュニティの在り方を考えせられた今回のキャンパスでした。

キャンパス東京&旭川8月は8/26(土)19時~21時です。

テーマは『自分の生活(生き方/活き方)を考える』~自分らしく生きるために~

キートーク講師には

慢性骨髄性白血病サバイバー/三重大学医学部・名城大学薬学部非常勤講師/

がんサポ喫茶止まり木 店主 久田 邦博さんをお迎えしてお話を頂きます。

ぜひご参加お待ちしております。

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