~経験とスキルの贈り物~60分のStorytelling vol.8~経験とスキルの贈り物~60分のStorytelling vol.8


皆さん、いつもキャンネットページをご覧頂きありがとうございます。
キャンネットも活動を始め9年目となり、今シーズンは新たにお話を聴く/伝える場を設けました。

その名も「~経験とスキルの贈り物~60分のStory Telling」

色々なご病気や困難さを経験された方、また様々なスキルをお持ちの方にご自身のことを語って頂き、その中から得るものがあることを感じて頂きたい。
また色々な経験/スキルを持った方々が繋がっていき、困った時は相談できる関係性を作る、周囲に困りごとを抱えた方がいらっしゃったら何かしらの手助けが出来たらと思います。

第8回目は絵本&ベビーサイン講師の上野睦美さんにご自身の経験・専門職についてお話して頂きます。

経験したからこその得られた思いがあります。
経験はスキル。
「経験とスキルの贈り物」を受けとりにぜひご参加ください!お待ちしております。

【日時】2023年4月21日(金)20:00~21:00 (開場19時45分)
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5 無料
キャンバサダー3 200円
【申込方法】
Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。お申込はコチラから。

注)Peatix申込時の登録メールアドレスは全てのメール受信可能なものにして下さい。最近Peatixのチケットメールが受け取れない例が発生しております。ご参加のURLはPeatixチケットにてお送りしております。
皆さまが安心して参加できるよう、原則お顔出しでお願いいたします。

キャンパス札幌&帯広2023年3月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年3月 開催報告


新年度を迎え入学、進級、クラス替えなど学校では大きな環境の変化のある季節ですね。生徒さんも色んな変化に戸惑う時季かもしれませんね。
さて、去る3月8日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「不登校について知ることで子ども達の学ぶを考える」
教授は不登校支援のボランティアをしているさくましほこさんでした。

アイスブレイクのお題は「あなたの理想の先生は?」で盛り上がり、ついたグループ名は「百面相」「アキレス腱」と思い出に残るエピソードが出ていました。

皆さんの不登校児童のイメージはどういうものですか?
不登校とは「年間30日間以上登校できない状態」と定義されていて、文科省調べでは約10万人が該当し、日本財団調べでは遅刻・早退、30日間未満の欠席などしながら、だましだまし登校している不登校傾向にある児童が33万人いるとされています。この不登校児童生徒は今から9年前まではほぼ横ばい、その後右肩上がりに増えています。なぜでしょうか?9年前はゆとり教育が終わった時期に当たり、それも一因と推察できます。
では、教師側から見た不登校になった理由として「無気力、不安、いじめ以外の友人関係に問題、親子間の問題、生活リズムの乱れ(文科省調べ)」が上げられています。一方、不登校児童側からの理由(日本財団調べ)として「勉強が分からない、朝起きられない、疲れる、夜眠れない(ただし、スマホは親に預けている子が多い)」などが上げられ、授業がよく分からないことが強いストレスの一因というのが読み取れます。実際の児童の声は「勉強」に関することのようですね。
キートークの中では教室には通えないけど別室(保健室・図書室)で過ごすことがしにくい学校内環境がある。コロナ禍の影響もあるのか校内で自由に時間を過ごすこと(他教室の生徒との交流)が難しい。図書室・運動場など使用時間が学年・クラス別に時間割化しているところもあるということでした。
児童からの声の中には「不登校になる前に教室以外の休める・相談できる場所があったら行きたかった」という声もあるそうです。そして、全く友達がいないわけでもなく、リアルの友達、ネット上の友達がいて、それぞれのつき合い方もあるそうです。
そして、不登校児童生徒への支援のあり方も「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではないと文科省も明記しています。
学校に行くことで得られる利益、行かないことで受ける不利益とは何か?ということについてのお話もあり、「5教科以外の学問(保険・体育・家庭科など)についても必然的に学ぶ場所や機会が得られること。ネットからの情報(多くは自身の興味のあるもの)だけではなく、興味のない情報(時事問題、1次情報など)にも触れる機会があること。チームで何かを達成する機会があること。」などがあげられました。
学びも多様化している現代では通信制、定時制、全日制の高校もあります。昭和、平成、令和と時代背景が違う私たちも本当に学校に通わなければいけないの?と考える良い機会になりました。「どの道も正解だよ」と伝えられる大人が社会にたくさんいたら良いなぁというお話もでました。
参加者さんからは「安全な居場所作りと安全な大人との関りが必要だなと思いました。自分も安全な大人になりたいなと思いました」「不登校がどんどん増えているということは、欠席には至らなくてもつまずく子供たちも多いのだろう」「家庭内でエネルギーを使い果たす子どもも居ることがわかりました」という意見がありました。
子を持つ親や学校関係者だけではなく、子をとりまく社会の一人として不登校について考えられる良い機会になりました。
教授のさくましほこさん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

4月のキャンパス札幌&帯広はお休みです。5月のお知らせは決まり次第こちらでお知らせ致します♪

ぽっけ4月のお知らせぽっけ4月のお知らせ

今日から4月

新しい年度が始まります。新たな社会に進む方もいらっしゃり、ワクワクと不安が入り混じった気持ちで過ごされてると思います。

最初は戸惑うことも多いですが、必ず出来るようになってきますので、一歩ずつ進んで流されずに自分らしく過ごす1年にしたいですね。

今月のぽっけのお知らせです。詳細はコチラから

ぽっけヨガ:5月に開催延期となりました。次回のご参加をお待ちしております♪

ぽっけ暮らふと部: 4月15日(土) 19時~20時半(zoom入室18:55)

ぽっけサロン: 4月26日(水) 19時~20時半(zoom入室18:55)

今月はセミナーはお休みです。

ぜひご参加お待ちしております。

キャンパス東京&旭川3月 開催のお知らせキャンパス東京&旭川3月 開催のお知らせ


すっかり春の陽気となり東京は桜の開花も間近となってきましたね。4月から“新”となる事柄を始められる方もいらっしゃり、今はちょうどその準備期間。温かくなってきたことでより心がワクワク、ウキウキします。自分が今、出来ることを行って新たな生活を迎えたいですね。

キャンパス東京&旭川3月は「『経験、想いを知ること』から自分らしく生きるを考える」がテーマです。自身の生活において、またご病気などで様々な思いを抱えながら今を生きている方がたくさんいらっしゃると思います。

今回は講師に悪性非リンパ腫のサバイバーであり、グループ「Japan for Livestrong」の共同設立者のビンジー・ゴンザルボ(Binzee Gonzalvo)さんをお迎えし、ご自身の病気経験やその時に感じたこと、そして活動や「生きること」への想いなどお話して頂きます。
(彼はとてもポジティブで、誰もが直ぐにお友達になれる素敵な方です(^^♪))

Live strongの活動理念の中で彼の好きな言葉に「Knowledge is power, Unity is strength, Attitude is everything」があります。この言葉について皆さんと一緒にその意味、意義を考えてみたい。そしてキャンネット理念でもある「自分らしく生きる」について少し深堀して考えていきたいと思います。

*WEB開催ではありますが、キャンパスの中ではグループトークや発言の機会もあります。参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております
☆顔出し、声出し共に難しい方には参加を許可できない場合もございます。難しい方は事前にスタッフへ個別にメッセージを頂けると助かります。

また、終了後はキャンパス東京&旭川恒例の「アフターキャンパス」を開催します。お好きな飲み物・おつまみ(各自ご用意ください。アルコールOKです♬)を用意して、暖簾をくぐってください♡
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【日時】2023年3月25日(土)19時00分~21時00分
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5無料
キャンバサダー3 200円
【申込方法】
①Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。コチラから

②Peatixでチケット購入ができなかった方は参加費を下記の口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ標題を【キャンパス参加&振込完了】とし、お名前、お振込金額、メールアドレスをメールして下さい。
申込〆切り日時を過ぎますと返信ができずURLがお送り出来ないことがありますのでご注意下さい。

【申込〆切り日】
*口座にお振込の上、キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へメールの方は3月24日(金)18時までとします。開催当日はメールの返信できずURLがお送り出来ないことがあります。

*Peatixの方は開催当日3月25日19時までとします。但し、コンビニ / ATM でのお支払いは、2023/3/24 で締め切られます。

【振込口座】
みずほ銀行 旭川支店(店番号:814)
普通口座 1155718
口座名義 一般社団法人CAN net

【参加方法】
①Peatixのイベントページよりチケットを購入の方へはご登録のメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。
②口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ【キャンパス参加&振込完了の旨】メールを下さった方へは明記されたメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。

ぽっけセミナー「オシッコの困りごとと薬」開催報告ぽっけセミナー「オシッコの困りごとと薬」開催報告

先月の28日、総勢9名の皆様にご参加いただき、ぽっけ お薬セミナー「オシッコの困りごとと薬」を行いました。

セミナーはミント調剤薬局永山店 薬剤師でぽっけ福館長の斉藤志織より、泌尿器の形や排尿の仕組み、そして膀胱から尿道にかけての機能変化で起こる下部尿路症状のこと、その中でも代表的な過活動膀胱、前立腺肥大について、その治療薬、そしてそのような薬を使う時の注意点などについてのお話でした。

参加された方々より

・骨盤底筋体操を忘れていましたが、効果的だったことを思い出しました。

・人間の体って凄いと思いました。お薬手帳できちんと何を投与してるかわかるようにしてないといけないと改めて思いました。

・排尿の仕組み、夜間頻尿と生活、泌尿器専門医にかかり方が分かった

・自己判断で勝手に薬を飲むのは危険なことがある。

・本当は良くないけど、母が病院でもらった薬を飲むと、頻尿はすぐ改善しました。薬の名前は憶えていません。でも、改めて内科に出してもらった薬が効きませんでした。頻尿の仕組み?の図解を見て、また薬の名前を見て、「母からもらった薬はこちらだったのかも!」と思いました。次からは膀胱収縮を抑制する薬を出してもらおうと思いました。骨盤底筋体操も続けようと思いました。

などのお言葉を頂戴しました。

説明がありません

ぽっけサロンでは今後も不定期ですが、生活に関わるテーマでセミナーを開催していきたいと思います。

ぜひ聞いてみたいこと! こんなこと話したい! などありましたらお気軽にスタッフにお声掛けください~(*^-^*)

キャンパス東京&旭川2月 開催報告キャンパス東京&旭川2月 開催報告

3月に入り日差しが少し明るく春を感じるようになってきました。旭川では国道など大きい道路はもう圧雪からアスファルトの路面に変わり、池のような水たまりが出来て長靴大活躍です。
先月25日(土)はキャンパス東京&旭川2月を行いました。
テーマは「支える人/場があることから自分らしく生きるを考える」でした。
講師にはNPO法人マギーズ東京 看護師の岩城典子さんをお迎えし、岩城さんがなぜマギーズと関わるようになったか、その想い。そしてマギーズ東京のこと、来られた方々のことなど多岐に渡りお話頂きました。
そして参加された皆さまと一緒にマギーズ東京のような支える人や場があることについて、個人/社会にとっての意味について話し合いました。
参加された皆さまからは
・つながりを持つことが、困難なひとの気持ちが、自分の経験に重なった。
・「出会い」⇒『繋がり』が大切だと改めて思った。安心、優しい場、環境が本当に大切であること。
・グループトークでは地域格差の問題も提起され支える場所、支える人、環境、考える機会を頂きました。自分自身も支えてくれた人、誰かを支えることができたか振り返ってみようと思います
・紹介していただいたエピソードは、利用者さんの入り口となる悩み(乳房や脱毛)から、本当に考えるべきことやするべきことに向かう変化が大変興味深かったです。きちんと丁寧に解きほぐしていけば、このように変化することもできるんだという驚きがありました。
などたくさんの気づき、学びがありました。
自身ががんなどの疾患に罹った時、治療の不安のこと、そしてこれからの生活での不安が大きくなります。その時、治療のことは医療従事者に相談出来ることが多いと思いますが、生活のことまではなかなか医療従事者には話せないことがあり、誰に聞いたらいいの?相談できるところは何処?などその不安を話せる場を探すことに。でも、治療中であれば体調が悪いこともあり積極的に自身で探すことも難しい場合が多いかと思います。
誰かに話を聞いてもらうことで心が少し軽くなり、自身の現在のこと、これからどうしたい?を考えながら誰かに聞いてもらうことが自身の振り返りや気持ちが整理されてきて自身の気づきになることがあります。
そして地域に話せる場があること、支えてくれる人がいるということを病気などによる困りごとが出来る前から知っておくことはとても大事。いざという時のために今の自分が何が出来るのか?と気付かせてくれた大きな学びを得たキャンパスでした。
次回のキャンパスは3/25(土)19時~21時
「経験、想いを聴くことから自分らしく生きるを考える(仮)」というテーマで行います。
後日詳細が決まりましたら告知開始いたしますのでぜひご参加くださいませ。
12人、テキストの画像のようです
12人、テキストの画像のようです
 

キャンパス札幌&帯広3月 開催のお知らせキャンパス札幌&帯広3月 開催のお知らせ


☆ WEBCANpath札幌&帯広2023年3月のお知らせ ☆

【テーマ】「不登校について知ることで子ども達の学ぶを考える」

3月になり全国から春を告げるニュースが聞こえてきました。北海道はまだ春の雪が降っています。

さて、3月は子どもたちにとって学年末や卒業、また、進級や進学といった一年の中でも大きな節目に当たりますね。そうした中で今回のキャンパスは札幌市内で中学生の不登校支援のボランティアをしているさくましほこさんを教授にお迎えして、子ども達が学ぶということはどういうことなのか、不登校について知ることから学びということを広義で考えたいと思います。

さくまさんは札幌市内で中学生の不登校支援のボランティアをして3年。子どもたちと関わり、それまでご自身が抱いていた不登校児へのイメージと違ったことや気が付いたことがあったそうです。教室に入れない子にどんな支援があると良いのだろうと模索しながら活動されています。不登校の子どもが自分らしくいる、学ぶとはどのようなことなのでしょうか、一緒に考えてみませんか。

子ども達の学びに興味のある方、お子さんが居ない方も、初めての方も大歓迎です!どうぞ、お気軽ご参加ください。

*WEB開催ではありますが、キャンパスの中ではグループトークや発言の機会もあります。参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております
☆顔出し、声出し共に難しい方には参加を許可できない場合もございます。難しい方は事前にスタッフへ個別にメッセージを頂けると助かります。

また、終了後はキャンパス札幌恒例の「zoom山わさび・長いも会」を開催します。お好きな飲み物・おつまみ(各自ご用意ください。アルコールOKです♬)を用意して、暖簾をくぐってください♡
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【日時】2023年3月8日(水)19時30分~21時00分
(21時〜21時半 長いも&山わさびの会 交流会)
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【お申込】Peatixにて コチラから
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5 無料
キャンバサダー3 200円
*お得に参加できるキャンバサダー制度もございますのでご検討下さいませ。詳しくはお問合せ下さい。

◎スケジュール
オープニング
自己紹介&グループトーク
キートーク
シェア
グループワーク
クロージング

~経験とスキルの贈り物~60分のStorytelling vol.7~経験とスキルの贈り物~60分のStorytelling vol.7

皆さん、いつもキャンネットページをご覧頂きありがとうございます。
キャンネットも活動を始め9年目となり、今シーズンは新たにお話を聴く/伝える場を設けました。
その名も「~経験とスキルの贈り物~60分のStory Telling」
色々なご病気や困難さを経験された方、また様々なスキルをお持ちの方にご自身のことを語って頂き、その中から得るものがあることを感じて頂きたい。
また色々な経験/スキルを持った方々が繋がっていき、困った時は相談できる関係性を作る、周囲に困りごとを抱えた方がいらっしゃったら何かしらの手助けが出来たらと思います。

第7回目はがんサロン~CancerおしゃべりCafe主催 水戸部 ゆうこさんにご自身の経験についてお話して頂きます。

経験したからこその得られた思いがあります。
経験はスキル。「経験とスキルの贈り物」を受けとりにぜひご参加ください!お待ちしております。
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【日時】2023年3月17日(金)20時00分~21時00分
開場 19時45分
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5 無料
キャンバサダー3 200円
【申込方法】
Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。お申込はコチラから。

注)Peatix申込時の登録メールアドレスは全てのメール受信可能なものにして下さい。最近Peatixのチケットメールが受け取れない例が発生しております。ご参加のURLはPeatixチケットにてお送りしております。

◎スケジュール
オープニング
キートーク
シェア
クロージング
この会はStorytellerのお話を聴く会です。グループワークはございません。
WEB開催ではありますが、参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております☆

コミュニティる~む ぽっけ3月のご案内コミュニティる~む ぽっけ3月のご案内

1人の画像のようです

 

早いもので2023年も3か月目となり、北海道旭川はまだまだ道路に雪がありますが、少しずつその山は小さくなってきております。3月に入るといよいよ本格的な雪解けとなり、長靴大活躍の時期になりますよ~!

ぽっけ3月はサロンと暮らふと部の2本立てとなります。

初めての方もリラックスしてご参加いただけるようスタッフがお出迎えいたしますので、気軽のご参加くださいませ。

ぜひお待ちしております。

キャンパス札幌&帯広2023年2月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年2月 開催報告


本州では梅の便りも届いていますが、北海道の2月は厳冬期真っ直中です。でも夜明けは早くなり、陽差しも春?と思わせるような時もあります。道内各地で雪のおまつりが開かれていた2月8日(水)にキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「私の中の公共性 ~社会に開く自分の扉~」
教授は札幌で家庭医療専門医をされている大久保彩織さんでした。

アイスブレイクのお題は「あなたがこれだけは譲れない!というものは?」で、決まったグループ名は、
「おひとり様万歳」・・・グループの譲れないものは一人時間。
「相棒亀山に限る」・・・グループは相棒が好きで亀山が好き、お札の向きやワンちゃんのおしっこは隠さないと嫌なメンバーでした。
「ジャスティス」・・・グループの譲れないものは正義感や頑固でした。

大久保さんは留辺蘂町出身で民芸品を作るお父様と、人生が芸術のようなお母様の娘さんです。HCU(高度治療室)に居たころもあり、小さい頃は体も強くはなかったそうで、もっと患者さんに近い医療をと医師を志したそうです。自身の譲れないことは「医療とコミュニティとアート」とのこと。患者じゃない人の方が世の中には多いと考え、自ら地域へ出ることにしたそうです。コミュニティ活動は田舎が多いが都市部には都市部の面白さがある、住んでいるところで何かしたい、自分の居場所を地域に作ってもらおうという思いから、地域での活動を始めたそうです。

まさに「地域に混ざらさる」の行動です。

まずやってみようとコミュニティカフェの一角のスペースで「暮らしの保健室」を開いてみると、たまたま居合わせるという良さがあり、グリーフに関わるようなことや、家族のことなど主治医じゃないから聞けることをおしゃべりしていて、たまたま来た人がちょっとだけ健康の話をする、全く医療じゃない話もする場となっています。
「ゲストハウス」では、インターネットカフェを追い出されたような人なども来るそうで、ゲストハウスの一階に本屋があり、炊き出し、ヘアカット、音楽の催しをされています。ちょっと具合が悪そうな人に声をかけたりもされています。その本屋さんで「雨デモ晴レテモ」という読書会を開催しており、本を読んでいなくても良くて、何にも準備せず本屋に来て、その場で本を選んでそれについて語る未読の読書会です。そこにはお母さんが中学生を連れて来ることもあり、若い子が多く、若干女性が多いそうです。

そして、アートも譲れない大久保さんの「ステレキ写真展」では、おじいさんやおばあさん、可愛い、憎めないものを切り取りたい気持ちで開いています。自分たちの好きなものを出して、地域と交わることで公共性のある場になる、それに共鳴するアーティストと交わる面白さがあるとお話されていました。

扉を開いていることを相手に伝えること。実験していくことが公共性を開くことになること。自分で意識することで自分の公共性の扉に気がついて原動力になると思うとメッセージをくださいました。

参加者さんの感想では、「地域の公共性もあるけれど、まずはそこを好きになる。好きなものを見つけて出ていくことだと思った。」「参加することも自分の公共性を開くことに繋がれる。身近なことに繋がることで、困っている人にアクセスしやすい場になる。」「自分たちのやっていることが公共性として気が付いてなかった。」「田舎の濃密な人間関係は多様性がないことを指摘されて、そこにいると気が付かないということに気が付いた」という意見がありました。
アフターキャンパスでは、アーティストなご家庭育ちだからかセンスの良さを感じる、キャッチ―な感じがすると話がありました。またお洒落、おいしいなど新しく魅力的なものとコミットすると地域に開いた活動は始められるというお話や、田舎の本屋などからでも始められそうという声もでました。
教授の大久保彩織さん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

明日2月25日(土)19時からはキャンパス東京&旭川、テーマは『「支えてくれる人/場があること」から自分らしく生きるを考える』です。講師には 認定NPO法人マギーズ東京 看護師の岩城典子さんをお迎えします♪お申込はコチラから(^^)