キャンパス札幌&帯広2023年9月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年9月 開催報告


気がつけば栗やさつま芋を使ったスイーツがあちこちの店頭に並び始め、本格的な秋の訪れを感じるようになってきましたね。

さて、キャンパス札幌&帯広では9月13日に『アルコール健康障害について考える』と題して、アディクションにはまっているソーシャルワーカーの田中和彦さんをお招きしてお話をうかがいました。

キートークでは、田中さん自身が精神科に勤務した頃、アルコール問題に関するプログラムを担当することになったことから、グループミーティングのファシリを行うことに…。その時に患者さんから「田中さんはアル中なのか?」と聞かれ、そうではないことを伝えると「アル中じゃないくせに、わかる訳がない」等と返され、そんな出来事がソーシャルワーカーとしての始まりになったというお話から始まりました。
一般的に知られている薬物(違法)・ギャンブル(借金)に加えて、アルコールも依存リスクが高いのに、「なぜ、患者さんはお酒を飲むのか?そこには何か意味があるのではないか?」と田中さんは考え、と同時に「お酒を飲むことでこんな害があって、だからやめるべき」という言葉は患者さんには届かないことにも気づかされたそうです。
そんな中、今もなお大事にしていることが、「必要性と効果」であり、“アルコールを使うのはどういう効果があるのか?ということを共有することである”と教えていただきました。アルコールを飲むことは患者さんにとっては意味のある行動であり、難なく苦痛を緩和できるものとして選択することが可能、しかもすぐに手に入り、コスパも良いことを患者さんとの対話の中で知ることができたそうです。
また、アルコールを飲み続ける背景には何らかのストレスがあり、家族も含めた人間関係、幼少期の体験、虐待、離婚、いじめ等さまざまであり、田中さんは患者さんに会ったら、「どういう時に飲むの?」「飲むといいことがあるの?」等とお聞きしているそうです。
そうして、時間をかけて断酒を目指していくことにはなるものの、アルコールを少しずつ減らしていくことから始めたり、患者さんはつながりで生きていけるということも理解し、アルコールではない別な癒しの何かに変えていくことが必要であることを教えていただきました。
最後に、田中さんは「お酒で困っている人はそのことを周囲に相談しにくい…そんな現状を変えていきたい」等という想いから、さまざまな活動や取り組みのため、全国各地を飛び回っていることも教えていただきました。

参加者からは、『お酒を飲む必要性と効果を共有することができたらいいなと思いました。ご家族への支援も考えなくてはと思います』『アルコール身体障害について短時間でエッセンスを語っていただき、とても分かりやすかったです!教育の意義は大きいですが、臨床も続けて欲しいと感じさせる先生でした』『田中さんの姿勢がとてもあたたかさを感じました。わかろうとする。とても素敵です』『田中節、今回も最強でした。ソーシャルワーカーとしての自分を振り返り、襟を正しました。何らかの背景がある、そこを理解しようとする姿勢、日々のソーシャルワークでとても大切にしていることでもあります。日々の忙しさに忙殺されている自分、思考の整理ができました。欲を言えば、実物にお目にかかりたかったです、ありがとうございました』等といった声が寄せられました。

長いも・山わさびの会では、田中さんから“ここだけの話“をしていただいた他、アルコール問題を抱えた人を理解することは難しくても、だからこそわかろうとすることが大切であること等を再確認する時間となりました。
貴重なお話をして下さった田中さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!続編も楽しみにしています♪

キャンパス札幌&帯広10月 開催のお知らせキャンパス札幌&帯広10月 開催のお知らせ


★WEBキャンパス札幌&帯広 2023年10月のご案内★

テーマ「大人の発達障害について考える」

日に日に暗くなるのが早くなった北海道です。山も少しずつ紅葉が始まりました。筋子が店頭に並ぶと秋本番です。

さて、10月のキャンパス札幌&帯広は「大人の発達障害について」考えてみたいと思います。子どもの発達障害は多く知られるようになりましたが、大人の発達障害は社会の中でもまだまだ知られていないようです。社会に出て人間関係でのトラブルや就労する中での働きづらさ、生きづらさから精神疾患を患い、その後、発達障害と診断されることもあるそうです。
職場や活動の場、周囲の合理的配慮が本当にその人にとっての必要な配慮なのかどうか?
今回は大人の発達障害の理解につながるキャンパスになるといいなあと思います。

今回のキートークにはSEEDとかち 共同代表 三浦直美さんとSEEDとかち 事務局 三浦潤一さんを教授にお迎えし、大人の発達障害についてお話しして頂きます。直美さんからはご家族の困難さや悩み、周りで関わることについて、また、潤一さんからは当事者として診断前の状況や診断を受容する過程、その後のご自身のことをお話し下さる予定です。子どもの時に発達障害と診断されたお子さんのその先の生き方を考えられる時間にもなると思います。

そしてグループトークでは「障害」「病気」というフィルターをつけないで、「その人自身」をみて過ごしていく社会になるにはどうしたらいいですか?ということをご参加の皆さまと一緒に考えられたらと思います。

今回のテーマにご興味のある方、キャンパス初めての方も大歓迎です!
スタッフ一同お待ちしております。

*WEB開催ではありますが、キャンパスの中ではグループトークや発言の機会もあります。参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております
☆顔出し、声出し共に難しい方には参加を許可できない場合もございます。難しい方は事前にスタッフへ個別にメッセージを頂けると助かります。

また、終了後はキャンパス札幌恒例の「zoom山わさび・長いも会」を開催します。お好きな飲み物・おつまみ(各自ご用意ください♬)を用意して、暖簾をくぐってください♡
****************************
【日時】2023年10月11日(水)19時30分~21時00分
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5 無料
キャンバサダー3 200円
*お得に参加できるキャンバサダー制度もございますのでご検討下さい。

【申込方法】①②のいずれかでお申し込み下さい。
Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。注)Peatix申込時のメールアドレスは全てのメールが受信出来るように設定されたメールアドレをご記入下さい。Peatixからのチケットが届かない例が発生しております。

②Peatixでチケット購入ができない方は参加費を下記の口座にお振込の上、キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ標題を「キャンパス参加&振込完了」とし、お名前、お振込金額、メールアドレスをメールして下さい。
【振込口座】
みずほ銀行 旭川支店(店番号:814)
普通口座 1155718
口座名義 一般社団法人CAN net
【参加方法】
Peatixのイベントページよりチケットを購入の方へはご登録のメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。
*Peatixの方は開催当日10月11日19時半までとします。但し、コンビニ / ATM でのお支払いは、2023/10/10 で締め切られます。
②口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ「キャンパス参加&振込完了の旨」メールを下さった方へは明記されたメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。10月10日18時までにメールをお送り下さい。当日はメールが確認出来ずURLをお送りできないことがございます。パソコンからのメールを受信出来るように設定をお願い致します。
注)Facebookイベントページで参加表明だけではZoomのURLをお送りすることができませんのでご注意ください。

社会的処方マップ帯広版作成プロジェクト記念イベント 「さまざまな形のつなぐを学ぶ~社会的処方に必要なリンクワーカーのつなぐ力~」社会的処方マップ帯広版作成プロジェクト記念イベント 「さまざまな形のつなぐを学ぶ~社会的処方に必要なリンクワーカーのつなぐ力~」


【社会的処方マップ帯広版作成プロジェクト記念イベント】

「さまざまな形のつなぐを学ぶ~社会的処方に必要なリンクワーカーのつなぐ力~」

人と人とのつながりを通じて誰かを元気にする仕組みである「社会的処方」では、つなぐ役割を担う「リンクワーカー」が活躍します。地域の中でさまざまな形のつなぎを発揮している、地域子育てネットすくさぽ代表の大澤浩介さんをゲストにお迎えし、つなぐときに大切なことや課題などについて一緒に考えます。市民活動をしている方、つなぐ役割を担っている方、社会的処方やリンクワーカーに興味のある方はぜひご参加ください。
******************************
[日時]2023年10月15日(日)
[昼の部]14:00ー15:30
[夜の部]18:00ー19:30
[場所]とかちプラザ 402号室 (帯広市西4条南13丁目1)
[参加費]無料
[ゲスト]地域子育てネットすくさぽ 代表 大澤浩介さん
[お申込みフォーム]
コチラのフォームをご記入頂き、フォーム末尾の送信ボタンを押して下さい。画像のQRコードからも読み取りができます。
[お問い合わせ]
田巻  tamaki6147@gmail.com

ぽっけ9月のお知らせぽっけ9月のお知らせ


みなさま。こんにちは(^ ^) 【ぽっけ9月のおしらせ】のブログを更新しました 詳しくはコチラから
今年は異例の暑さの北海道も9月に入り、少しずつ朝晩が涼しくなってきました。色々な行事が数年ぶりに再開されているようですね。旭川も9月は美味しい催しがまもなくです!感染防止をしながら雪が降るまでの季節を楽しみたいですね
ぽっけはもうしばらくオンラインでの開催を予定しています
9月のぽっけも、楽しく過ごせる時間となるよう企画していますので、どうぞWEBのお部屋へお越しください(^^)

キャンパス札幌&帯広9月 開催のお知らせキャンパス札幌&帯広9月 開催のお知らせ


★WEBキャンパス札幌&帯広 2023年9月のご案内★

テーマ「アルコール健康障害について考える」

9月に入り北海道もようやく朝晩涼しいなぁと感じるようになりました。今年ほど「暑い!」を連発した年はないのでは?と思います。北海道はまだエアコンがないご家庭(だけではなく、公共施設も・・・)が多いので本当に厳しい日が続きました。
さて、久々のキャンパス札幌&帯広は「アルコール健康障害について」考えてみたいと思います。アルコール依存症の方が聞き慣れている方が多いと思います。アルコールの摂取によって健康障害、学業や仕事への影響、人間関係・家族関係への影響、家庭内では特に子どもへの影響は大きくアダルトチルドレンという言葉も耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今回のキートークにはアディクションにハマっているソーシャルワーカーの田中和彦さんを教授にお迎えし、アルコール健康障害にまつわる現状や現在行っている様々な活動のことなどをお話しして頂きます。
そしてグループトークではアルコール健康障害を理解し、当事者を取り巻く個人や社会の偏見、生きづらさを抱えた人と「その人らしく生活できる」ために必要なことは何かな?社会でできることは何かな?とご参加の皆さまと一緒に考えられたらと思います。
今回のテーマにご興味のある方、キャンパス初めての方も大歓迎です!
スタッフ一同お待ちしております。

*WEB開催ではありますが、キャンパスの中ではグループトークや発言の機会もあります。参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております
☆顔出し、声出し共に難しい方には参加を許可できない場合もございます。難しい方は事前にスタッフへ個別にメッセージを頂けると助かります。

また、終了後はキャンパス札幌恒例の「zoom山わさび・長いも会」を開催します。お好きな飲み物・おつまみ(各自ご用意ください♬)を用意して、暖簾をくぐってください♡
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【日時】2023年9月13日(水)19時30分~21時00分
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5 無料
キャンバサダー3 200円
*お得に参加できるキャンバサダー制度もございますのでご検討下さい。

【申込方法】①②のいずれかでお申し込み下さい。
Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。注)Peatix申込時のメールアドレスは全てのメールが受信出来るように設定されたメールアドレをご記入下さい。Peatixからのチケットが届かない例が発生しております。

②Peatixでチケット購入ができない方は参加費を下記の口座にお振込の上、キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ標題を「キャンパス参加&振込完了」とし、お名前、お振込金額、メールアドレスをメールして下さい。

【振込口座】
みずほ銀行 旭川支店(店番号:814)
普通口座 1155718
口座名義 一般社団法人CAN net

【参加方法】
Peatixのイベントページよりチケットを購入の方へはご登録のメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。
*Peatixの方は開催当日9月13日19時半までとします。但し、コンビニ / ATM でのお支払いは、2023/9/12 で締め切られます。
②口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ「キャンパス参加&振込完了の旨」メールを下さった方へは明記されたメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。9月12日18時までにメールをお送り下さい。当日はメールが確認出来ずURLをお送りできないことがございます。パソコンからのメールを受信出来るように設定をお願い致します。
注)Facebookイベントページで参加表明だけではZoomのURLをお送りすることができませんのでご注意ください。

キャンパス東京&旭川8月 開催報告キャンパス東京&旭川8月 開催報告

今月8月のCANpathテーマ「自分の生活(生き方/活き方)を考える 〜自分らしく生きるために〜」でした。 クニ坊ことクニーポッター久田邦博さんから『長く生きるって重要ですか?』のキートークでした。 通常彼が講演・セミナーする時は、90分もしくは2~3時間かけてするそうですが、今回40分の中で凝縮され盛沢山の濃い内容を一気に聞けました。 ただただ、凄い!切り替えの凄さは天下一品だと思いました。 そしてメリハリある生き方、泣くときはしっかり泣く、必死で生きること、後悔しない生き方、感謝の気持ち、受け入れること、自分らしいやりたいことで生きるetc また、色々な言葉(メッセージ)がやってきて(降りてきて)それを素直に受け留め惜しみなく私たちにシェアする広さを感じました。 自分に与えられた才能を発揮し、多くの人の助けや支えに繋がっていることは本当に素晴らしいと思いました。 グループトークでは、「多様な生き方について考える」について、ひとりひとりの生き方はそれぞれ違っていて当たり前なのでお互いに認め合う、尊重し合うこと、また人の考えを否定しないことetcをディスカッションしました。 それが優しい社会に繋がるのでは?と個人的に思いました。 また参加者さまからは、 「目標の持ち方を考えてみたいと思います。」 「困難に遭遇した時、冷静に分析して立ち向かう勇気 気力を学びました。」 「切り替えの凄さ。自分の棚卸をする時に節目節目できっとその時に必要なメッセージがあったのでは?と思いました。(それが気付くかどうか?もありますが・・・)」 今回、『人の役に立ちたい!』と言う思いから、彼の行いがいっぱい広がったように感じます。 私は最初彼とオンライン上で知り合った時に、「素敵な魔法使いさま」って呼んでました(笑) 本当に今回いっぱいのクニーポッターマジックがあったように思えます。 しあわせです❤️感謝でした。

キャンパス東京&旭川9月は9/23(土)19時~21時です。

テーマは未定です。決まり次第みなさまにお知らせします。

説明がありません

【第17回With You Hokkaido 2023 ~あなたとブレストケアを考える会~】に参加しました!【第17回With You Hokkaido 2023 ~あなたとブレストケアを考える会~】に参加しました!


今年は異例の猛暑が続いている北海道です。そんな暑さにもめげず、2023年8月19日(土)札幌医科大学記念ホールにて第17回With You Hokkaido 2023 ~あなたとブレストケアを考える会~ テーマ『コロナ後のWith You Hokkaido』が4年振りにリアル開催され、一般社団法人CAN netとして初☆ブース出展をし、仲間とともに参加しました! これまでも札幌プロジェクトの北海道医療美容研究会(医美LABO北海道)は参加しており、今年も医美LABOメンバーが久々に集いブースを盛り上げていました♪

この第17回With You Hokkaido 2023 ~あなたとブレストケアを考える会~では、参加者の方々もグループワークに参加したり、ホール1階ではピアサポートグループのブース出展があったり、下着メーカーさんのブースや製薬企業さんの試供品・スキンケア情報の提供があったりと久々のリアル開催は”直接相談ができる””経験者のお話を直接聞くことができる””実際に手に取って見ることができる””生地の肌触りを実際に体験出来る””知らなかった情報に出会うことができる”そして何よりも”みんなの笑顔がたくさんあって、一人ではないということがわかる”が一番なのかなぁと会場で感じました(*^_^*)

少し会の様子をご報告しますね♪

◎ピアサポートグループ   ブース出展 (全部の画像がなくてすみません!)
北海道医療美容研究会(医美LABO北海道)
エピテーゼ
乳房再建体験者によるピアサポート倶楽部 「re-breast」
Luxia(ラクシア)子育て中にがんになったお母さん(お子様が20歳まで)を対象にしたがんサロン
ボランティア団体「ひだまりの杜」 (タオル帽子など無償提供)
Pink Ring北海道支部 (若年性乳がんサポートコミュニティ)
とかち女性がん患者の集い プレシャス (入浴着の啓発・普及)今回はパンプレットの提供をして下さいました
一般社団法人CAN net (病気になっても、ならなくても、自分らしく生きる社会をつくる)

今回は乳がん・ブレストケアに特化したイベントでしたが一般社団法人CAN net も参加させて頂きました。「病気になっても、ならなくても、自分らしく生きる社会をつくる」という理念のもと道内外の札幌・旭川・帯広・東京で活動をしております。乳がんに関わる勉強会やピアサポートグループとの連携、毎年恒例の「医療×美容 Christmas Festa」では見た目ケアの啓発・普及も行ってきました。今回のブース出展では、札幌は医療×美容(見た目ケア)、旭川はコミュニティる〜むぽっけ(コミュニティ型地域サロン)、帯広は社会的処方マップ、東京は経験はスキル(患者スピーカーバンクビギナー研修会 in 札幌)を紹介させて頂きました。今回も道内各地、札幌市内で活動されているピアサポートグループの方々とご一緒でき、今後も共に活動していきたいと改めて感じました。コロナ禍でオンラインでしかお会いできなかった方々にも対面することがきて、とても感激しました♪

◎グループワーク(各部屋に分かれてレクチャ&質疑応答があったようです)
「なんでもコーナー」  医師・看護師・経験者と参加者との双方向の相談など
「見た目ケア(アピアランスケア)」 メイク方法や自宅でできるセルフケアなど
「遺伝性・若年性乳がん」 「治療中の仕事や経済的な悩み」
「手術後の不安・治療」 「乳房再建」
「リンパ浮腫」 「再発後の不安・治療」

また、講演では『看護師と歩む乳がん治療 〜ひとりで悩んでいませんか?〜』横山紀江先生(札幌医科大学附属病院 乳がん看護認定看護師)、『よくわかる乳がん治療の最前線』島宏彰先生(札幌医科大学 消化器・総合、乳腺・内分泌外科 講師)のお話しを伺い、道内、札幌で身近にこういう先生方がいらして、治療を受けることができるというのが分かるととても心強いなぁと思いました。リアルでの講演はまさに「顔が見える」「その人の温かみや熱意が伝わってくる」というのが最大の利点ですね!
講演の後にはCAN netでもお世話になっている清水八恵さん(Breast Cancer Yoga インストラクター)によるリラックスヨガで会場の皆さんも凝り固まった体をギューッと伸ばし、笑いありの心と体がほぐれるひとときでした。

そして、各地のWith You報告ではコロナ禍もオンラインで開催を続けていた地域の開催報告もされ、各地でその時にできること、オンラインでのメリットもあるけれどリアルでないとできないこともありますね。医療現場が大変な最中にも試行錯誤&奮闘されていた様子が伺えました。

最後にWith You Hokkaido代表の亀嶋秀和先生(大通り乳腺・甲状腺クリニック)から「4年振りのリアル開催ではあえて身近にいる、地域の看護師や医師に講演を依頼しました」とお話しされたのがとても印象的でした。遠くに居る有名な先生のお話より、身近に居る、場が有る、ピアサポートグループが有ると実感できた有意義な会であったと思います! 地域でブレストケアを考える良い機会を作って下さったWith You Hokkaidoの役員の皆さまに感謝申し上げます(^^)

キャンパス東京&旭川7月 開催報告キャンパス東京&旭川7月 開催報告

お盆も過ぎてトンボの姿も見かけました。見上げた空の雲に秋かな?と感じる時期となりましたがまだまだ暑い日が続いております。熱中症にならないように気をつけながらも夏の余韻に浸りながらしっかり毎日を楽しもうと思います。

先月7月のキャンパス東京&旭川は「地域の中でのコミュニティの存在について考える~地域で暮らし続けるために~」というテーマでキートーク講師には 認定NPO法人 がんとむきあう会・元ちゃんハウス 理事長 西村詠子さんをお迎えし、なぜ元ちゃんハウスを立ち上げたか?活動されている地域の行政と共にどのように運営されているか?などたくさんのお話をして頂きました。

その中で印象に残っているワードとして、「良い患者でありたいと患者はみかけ以上に強がっている。辛く我慢しているかも(それは医療者が強いているかも?)」、「医療の進歩とともに病院の中で治療が完結しない時代」であるということ。もし我慢をしているのであれば、患者さんは何処で自分の辛さを吐き出せばよいのでしょう?相談しやすい場所はどこ?

また、患者さん本人だけではなくご家族やご友人も寄れる場所を考えているそうです。

サロンのみではなく、話に行きたいけど行きにくい・・・と考えている方への後押しになるようにと考えてようこそ!プログラムといって様々なイベントも開催しているそうです。

確かに同じような境遇の方とお話したい、色々な経験をされている方の話を聴いてみたいと思っても、いざ参加となると初めての場合はなかなかハードルが高いこともあったりしますよね。

そしてキートークをお聞きした後は参加者皆で考える時間、今回は「地域で暮らし続けるためにコミュニティが出来ること、地域と連携できることは?」を一緒に考えました。

参加者さまからは

・医療の現場はとても大切。ただ医療の場以外の場所もとても大切なもの。それぞれの役割やできることがあり、それらが満遍なく、たくさんの方に広げられる世の中であったらなと改めて思わせて頂きました。

・とても貴重なお話をありがとうございました。 ご主人様の想いを引き継がれ、素晴らしい取り組みを続けていらっしゃって感動致しました。 いつか元ちゃんハウスにお伺いさせて頂きたいです。

などのお声を頂きました。

各地域には様々なコミュニティがあって、地域で暮らし続けるために様々な活動をされている方々がおられます。このようなコミュニティの存在をその地域に暮らす方々皆が知っていて、必要と感じた時に気軽に参加できるようになるにはどうしたら良いのか?

コミュニティデザインに必要なものは広報、資金、人だと西村さんは仰っていました。もちろん資金が大事ですが、やはり人と人との繋がりにてその地域に住む方々が参加しやすい居場所づくり、そして行政や関係する機関とも繋がって自分らしく生きられる暮らし方が出来るようなコミュニティの在り方を考えせられた今回のキャンパスでした。

キャンパス東京&旭川8月は8/26(土)19時~21時です。

テーマは『自分の生活(生き方/活き方)を考える』~自分らしく生きるために~

キートーク講師には

慢性骨髄性白血病サバイバー/三重大学医学部・名城大学薬学部非常勤講師/

がんサポ喫茶止まり木 店主 久田 邦博さんをお迎えしてお話を頂きます。

ぜひご参加お待ちしております。

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キャンパス東京&旭川8月 開催のお知らせキャンパス東京&旭川8月 開催のお知らせ


テーマ「自分の生活(生き方/活き方)を考える 〜自分らしく生きるために〜」

8月に入り北海道も連日暑くエアコンがない我が家では扇風機がお友達、夜もフル活躍の日々が続いております。お盆を過ぎると徐々に朝晩は涼しくなってくるので、この寝苦しいほどの暑さも夏の風物詩だと思い楽しもうと思います。

8月のキャンパス東京&旭川はズバリ「『生きる/活きる』について考える」です。

キートーク講師には慢性骨髄性白血病サバイバー/三重大学医学部・名城大学薬学部非常勤講師/がんサポ喫茶止まり木 店主の久田邦博さんをお迎えし、現在行っている様々な活動のこと、その活動に至るまでの思い、活動を通して感じたことや考えていることなどをお聞きしたいと思います。
そして今回のキャンパスは今までの自分の生活(生き方/活き方)を少し振り返ってみて、これからの生活(生き方/活き方)について、また様々な生き方/活き方があることから皆が自分らしく生きることについて考えていきたいと思います。

キャンパス初めての方も大歓迎です!スタッフ一同お待ちしております。

*WEB開催ではありますが、キャンパスの中ではグループトークや発言の機会もあります。参加される方が安心できるようにZOOMでも原則顔出しをお願いしております
☆顔出し、声出し共に難しい方には参加を許可できない場合もございます。難しい方は事前にスタッフへ個別にメッセージを頂けると助かります。

また、終了後はキャンパス東京&旭川恒例の「アフターキャンパス」を開催します。お好きな飲み物・おつまみ(各自ご用意ください。アルコールOKです♬)を用意して、暖簾をくぐってください♡
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【日時】2023年8月26日(土)19時00分~21時00分
【会場】オンライン開催 Zoomにて
事前にZoomアプリをダウンロードして下さい
【参加費】 一般参加 500円
キャンバサダー会員
キャンバサダー10 無料
キャンバサダー5無料
キャンバサダー3 200円
【申込方法】
①Peatixのイベントページよりチケットを購入して下さい。コチラから

②Peatixでチケット購入ができなかった方は参加費を下記の口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ標題を【キャンパス参加&振込完了】とし、お名前、お振込金額、メールアドレスをメールして下さい。申込〆切り日時を過ぎますと返信ができずURLがお送り出来ないことがありますのでご注意下さい。

【申込〆切り日】
*口座にお振込の上、キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へメールの方は8月25日(金)18時までとします。開催当日はメールの返信できずURLがお送り出来ないことがあります。

*Peatixの方は開催当日8月26日19時までとします。但し、コンビニ / ATM でのお支払いは、2023/8/25 で締め切られます。

【振込口座】
みずほ銀行 旭川支店(店番号:814)
普通口座 1155718
口座名義 一般社団法人CAN net

【参加方法】
①Peatixのイベントページよりチケットを購入の方へはご登録のメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。
②口座にお振込の上キャンネット事務局(cannet1000@gmail.com)へ【キャンパス参加&振込完了の旨】メールを下さった方へは明記されたメールアドレスへ当日のZoomのURLをお送り致します。

【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】をデータでご覧頂けます!【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】をデータでご覧頂けます!

当ホームページ・トップ画面の【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】バナー↑↑↑よりデータダウンロードも可能

地域の中で様々な問題で孤独や困難を感じている方が、支援先につながることで心身の健康課題を解決することを、「社会的処方」ということがあります。きっと私たちの地域には、課題を解決してくれるつながる場所が沢山あり、そこにつなげる役割を担っている人もたくさんいるはずですが、もっと必要な方に届いていてほしい。支援先や団体を可視化し、必要な方につないでくれる人が地域に増えれば、もっと住みやすい地域になるはず。そんな思いから、CANnet帯広チームでは、令和5年度 帯広市市民提案型共同のまちづくり支援事業『Motto おび広がる プロジェクト』の採択を受けて、「社会的処方MAP 十勝帯広版」を作成するプロジェクト活動をしておりました。
そして、一年目の成果として【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】が完成し、過日7月2日とかちプラザにてお披露目&配布会を開催致しました。当日は昼夜2回開催で約50名の方にお集まり頂き、プロジェクトメンバーより直接社会的処方MAPをお渡しすることができました。

また、当ホームページ・トップ画面の【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】バナーをクリックすると、どなたでもご覧頂け、ダウンロードも可能です。ご活用ください。お待たせ致しました!

社会的処方MAPプロジェクトは2年目に突入し、新メンバーも増え、引き続き活動中です。今期も各所へのインタビュー、イベントを企画しております。プロジェクトメンバーがお伺いするかと存じますが、どうぞよろしくお願い致します。
最後になりましたが【社会的処方MAP 十勝帯広版 vol.1】作成にあたり、ご多忙の中インタビューに応じて下さった皆さまには心より感謝申し上げます。