
【第18回With You Hokkaido ~あなたとブレストケアを考える会~】に参加しました!
昨秋の2024年10月12日(土)札幌医科大学記念ホールにて第18回With You Hokkaido ~あなたとブレストケアを考える会~ テーマ『もう一度、つながろう』が昨年度に続きリアル開催され、一般社団法人CAN netとして今年もブース出展をしました!
他にも乳房再建体験者によるピアサポート倶楽部 「re-breast」さんも参加されブースを盛り上げていました♪
この第18回With You Hokkaido ~あなたとブレストケアを考える会~では、参加者の方々もグループワークに参加したり、ホール1・2階ではピアサポートグループのブース出展があったり、下着メーカーさんのブースやウィッグ取扱店さんや製薬企業さんの試供品・スキンケア情報の提供があったりとご参加の皆さまが各ブースを見て回っていらっしゃいました。毎年参加されている方も初めて参加される方もブースでお話ししながら色々な情報に触れられたのではないでしょうか。
では会の様子を少しご報告しますね♪
◎ピアサポートグループ ブース出展 (全部の画像がなくてすみません!)
乳房再建体験者によるピアサポート倶楽部 「re-breast」
一般社団法人CAN net (病気になっても、ならなくても、自分らしく生きる社会をつくる)
とかち女性がん患者の集い プレシャス (入浴着の啓発・普及)今回はパンプレットと入浴着のサンプル、手編みの手作り乳房パッドとケア帽子の提供をして下さいました。
「温泉行けてなかったのよ〜」というお声もあり入浴着を付けて入れる道内の温浴施設の一覧表をお渡ししました。

◎グループワーク(各お部屋には道内外の乳がん治療にあたられている医師・看護師・薬剤師・薬剤師・メディカルソーシャルワーカーらがファシリテーターでおり、レクチャ&質疑応答があったようです)
「なんでもコーナー」 医師・看護師・経験者と参加者との双方向の相談など
「見た目ケア(アピアランスケア)」 美しく元気であるために
「遺伝性・若年性乳がん」 「治療中の仕事や経済的な悩み」
「手術後のあるある」(自分だけ?) 「乳房再建」
「リンパ浮腫」 「再発後のあるある」
また、講演では『ひとりひとりと向き合う乳がん看護 〜患者さんを知ることの大切さ〜』横山紀江先生(札幌医科大学附属病院 乳がん看護認定看護師)、『乳がん治療最前線 〜北海道から東京〜』九冨五郎先生(順天堂大学大学院医学研究科 乳腺腫瘍学)のお話しを伺いました。九冨先生は東京から駆けつけて下さり「心はいつも北海道にあります」と温かいお言葉がありました。道内、札幌で身近にこういう先生方がいらして、治療を受けることができるというのが分かるととても心強いなぁと思いました。
昨年コロナ禍を経て4年ぶりに対面形式で再開されたWith You Hokkaidoで、「コロナ禍でもっと色々な情報が欲しかった」「思いを打ちあけたくても話すことができなかった」などの参加者の声が多くあったということです。グループワークや先生方の講演の大切さがわかりました。
講演の後にはCAN netでもお世話になっている清水八恵さん(Breast Cancer Yoga インストラクター)によるリラックスヨガが行われました。体の状態に合わせたいくつかのパターンの動きを会場の皆さんと一緒に体験しました。思わず「はぁ〜〜」と心地よい声が会場でもれていました。
そして、ピアサポートの活動報告として乳房再建体験者によるピアサポート倶楽部 「re-breast」さんがコロナ禍を経てここ数年の活動の様子を報告されました。コロナ禍では会で大切にしている気持ちの共有はオンラインにて、実際に再建された乳房に触れてもらう体験は出来なかっただったそうですが昨年ようやく対面形式での会が再開され、久々に顔を見ながらお話しができたそうです。
CAN netも会のご紹介と各地のプロジェクトやキャンパスの取り組みをお話ししました。団体の創立から13年が経ち道内外で個人や団体とつながることができ、医療の現場だけでは解決できない仕事・生活・趣味などの社会的処方ができることを知って頂けたかなと思います(^^)
最後にWith You Hokkaido代表の亀嶋秀和先生(大通り乳腺・甲状腺クリニック)が対面形式でWith You Hokkaidoが今年も開催できて良かったとお話しされたのがとても印象的でした。毎年参加者さんの声を聞き取ってひとつずつ実現されていること、地域でブレストケアを考える良い機会を作って下さったWith You Hokkaidoの役員の皆さまに感謝申し上げます(^^)