日: 2024年7月5日

キャンパス札幌&帯広2024年6月 開催報告キャンパス札幌&帯広2024年6月 開催報告


初夏の北海道になりました。今年も全国的に猛暑が予報されています。今年の北海道はどうでしょうか。徐々にクーラーの設置が必要な夏になりそうですね。

去る6月12日、キャンパス札幌&帯広6月を開催いたしました。年に1度はキャンパス恒例で、動物&ペットとの暮らしについてペットのいる人いない人皆さんで意見交換する機会としております。
今回のテーマは、「地域の防災について~ペットと人の避難を考える~」でした。愛玩動物看護師、防災士、災害支援動物危機管理士®︎ 動物支援ナース わんにゃん訪問介護 ぴりかのもり代表の青山ともみさんにご登壇いただきました。2021年にも「災害時のペットとの暮らし」をご教授いただきました。今回は、新たに防災士の視点も入れてお話しいただきました。

災害時には災害を気にしないペットもいれば、椅子の下から出てこないペットがいたりとペット個々に反応が全く違うそうです。動物支援ナースの存在はペットだけのためのみにあるわけではなく、人とペット(動物)が共生する中で困らないために存在しているということで、興味深くお話を伺いました。また、行政の方々が困らないため、ペットが嫌いな方々のため、ペットによる疾患予防のため、飼い主とペットがよりよく過ごせるために、平時の理念として人も動物も大切にすることが大切であることを再認識しました。

防災士としては、災害時の現地での物品配布や災害の片づけの支援に参加しているそうです。平時は、防災教育の参加、地域のお祭り、イベントなどで動物支援ナースの活動を啓蒙する活動をされているそうです。
「防災とは、死なないための準備」命を大事に!無事であることが大前提。自分が無事で家族、ペットを守れる。地域の人を助けられる。と印象に残るお話を伺いました。
「自助・共助・公助」が大切で、地域、特に隣の人と協力できるかを確認する必要があるそうです。地域の避難訓練等に参加することなどが大切とのことでした。地域のHPでハザードマップを確認し、国や気象庁などの防災に関する正しい情報を確認してみましょう。

避難所については、指定緊急避難所は命を守るために緊急的に非難する場所のことで、指定避難所は一定期間生活する施設(公共施設が多い)があることを知りました。ペットの避難は、在宅避難、知人や親類宅避難、車中泊、避難所、ペット可の宿泊施設があります。状況に応じて選択することが大切です。基本的にペットとの同行避難を推奨しています。これは、ペットを連れて非難する行動することを指します。同伴避難は避難所に一緒に避難して飼い主が世話をすることです。避難所で一緒に過ごせるかは別の話となります。しかし、通常の避難所は、ペットと人の居住スペースは異なります。札幌市では、ペットの居場所は避難所の玄関等です。地域での違いや避難所の運営などの違いがあることを理解・確認をしましょう。日頃から地域の防災訓練に参加して、あらかじめ避難所のどこにどうペットの避難場所を設置するかなどの確認をすることが大切だと学びました。

特に北海道では被災時の備品は寒冷地仕様であるかなども重要です。例えばカセットコンロなどは寒冷地仕様であるかを確認しましょう。暑さ対策も必要で、保冷剤や氷をアルミシートで包んでキャリーケースの底に敷くと涼しくなります。アルミシートは保温・保冷に有効であることを覚えておく必要があると思ました。
ペットの存在が問題なのではなくて、ペットの飼い主のマナー批判が問題となることがあるそうです。日ごろからペットの飼い主として、マナー・しつけについて考えることの重要性について改めて考えることができました♪
ペットと暮らす人とペットが苦手な人それぞれの正義のぶつかり合いにならないように、お互いの考えを尊重できるように備えたいと思います。グループトークでも両者の思いを話す機会が持て、お互いの考えを知ることができました。
考えていないことやっていないことは万が一の時にもできませんね。備えが大事であることを学びました。
今回の青山ともみさんのお話を伺い、災害時のペットとの避難にはたくさんの課題があることを再認識しました。今後も考えていきたいと思います。教授の青山ともみさん、ご参加のみなさま、ありがとうございました!