キャンパス東京&旭川2月 開催報告

3月に入り日差しが少し明るく春を感じるようになってきました。旭川では国道など大きい道路はもう圧雪からアスファルトの路面に変わり、池のような水たまりが出来て長靴大活躍です。
先月25日(土)はキャンパス東京&旭川2月を行いました。
テーマは「支える人/場があることから自分らしく生きるを考える」でした。
講師にはNPO法人マギーズ東京 看護師の岩城典子さんをお迎えし、岩城さんがなぜマギーズと関わるようになったか、その想い。そしてマギーズ東京のこと、来られた方々のことなど多岐に渡りお話頂きました。
そして参加された皆さまと一緒にマギーズ東京のような支える人や場があることについて、個人/社会にとっての意味について話し合いました。
参加された皆さまからは
・つながりを持つことが、困難なひとの気持ちが、自分の経験に重なった。
・「出会い」⇒『繋がり』が大切だと改めて思った。安心、優しい場、環境が本当に大切であること。
・グループトークでは地域格差の問題も提起され支える場所、支える人、環境、考える機会を頂きました。自分自身も支えてくれた人、誰かを支えることができたか振り返ってみようと思います
・紹介していただいたエピソードは、利用者さんの入り口となる悩み(乳房や脱毛)から、本当に考えるべきことやするべきことに向かう変化が大変興味深かったです。きちんと丁寧に解きほぐしていけば、このように変化することもできるんだという驚きがありました。
などたくさんの気づき、学びがありました。
自身ががんなどの疾患に罹った時、治療の不安のこと、そしてこれからの生活での不安が大きくなります。その時、治療のことは医療従事者に相談出来ることが多いと思いますが、生活のことまではなかなか医療従事者には話せないことがあり、誰に聞いたらいいの?相談できるところは何処?などその不安を話せる場を探すことに。でも、治療中であれば体調が悪いこともあり積極的に自身で探すことも難しい場合が多いかと思います。
誰かに話を聞いてもらうことで心が少し軽くなり、自身の現在のこと、これからどうしたい?を考えながら誰かに聞いてもらうことが自身の振り返りや気持ちが整理されてきて自身の気づきになることがあります。
そして地域に話せる場があること、支えてくれる人がいるということを病気などによる困りごとが出来る前から知っておくことはとても大事。いざという時のために今の自分が何が出来るのか?と気付かせてくれた大きな学びを得たキャンパスでした。
次回のキャンパスは3/25(土)19時~21時
「経験、想いを聴くことから自分らしく生きるを考える(仮)」というテーマで行います。
後日詳細が決まりましたら告知開始いたしますのでぜひご参加くださいませ。
12人、テキストの画像のようです
12人、テキストの画像のようです
 

関連記事

社会的処方リンクワーカーサロン『 弁護士・司法書士とリンクする』 開催報告社会的処方リンクワーカーサロン『 弁護士・司法書士とリンクする』 開催報告

春の訪れを待ち遠しく感じる2月25日、とかちプラザにて『社会的処方リンクワーカーサロン「弁護士 司法書士とリンクする」』と題して、弁護士法人 武部雅充法律事務所(takebe-law.com)に勤務する武部雅充弁護士と中 […]