キャンパス東京&旭川2月 開催報告キャンパス東京&旭川2月 開催報告

キャンパス東京&旭川2月 開催報告

 

3月に入り温かくなることを期待していましたが、時季外れ?の降雪や寒さに見舞われており雪解けが待ち遠しい旭川です。今年はタイヤ交換が4月になるかもです。

さて、2月のキャンパスは久しぶりにデスカフェを行いました。

普段はなかなか「死」についてやそこから考える人生についてを誰かを話す機会が少ないですが、時々このような場で色々な方を話すことで気づくことがたくさんあると今回のキャンパスでも感じました。

一口に「死」について考えるといってもその方その方で考える視点は様々でした。日本以外の場から参加された方もいらっしゃり、その国での「死」のことを聴くこともできました。

その国では日本ほど平均寿命が長くなく、周囲での「死」は身近であること。「死」に対しての恐れが日本ほどではないことなど、住む場所が違うことにより人生観や価値観の違いのことを気づかせていただきました。日本は平均寿命が延びたことで「生きる」時間のことを考えるがたくさんあります。そのことで楽しい時間がある反面、迷いもあるだろうし辛い思いをすることもあるのかもしれないなと感じました。

参加された皆さまからは

・がんサバイバーの声を聞いて、生きる力を頂きました

・ACPについて、臨床宗教師のこと

・色々な人の意見が聞けた

などのお言葉を頂戴しました。

デスカフェは「死」というワードのことからとても幅広く話が広がることを実感。話す方々の視点が色々で、自分の「死」のことや、「死」までの看取りについて、自分の死後のこと、それに「死」を考えることからこれからどう生きるか?

それだけ考えることがたくさんあるし、実際に「死」を迎えるときには色々な決定をしなければいけないことがたくさんあって、前もって少しでも考えることが出来る時間が何度も持てると良いのだろうと思いました。

14人、ポスター、テキストのマンガのようです

 

次回のキャンパス東京&旭川3月は3月23日(土)19時~21時です。

「自分らしく生きる」を考える~「自分らしさ」とは?というテーマで皆さんとお話したいと思います。ぜひご参加お待ちしております。

社会的処方リンクワーカーサロン『 弁護士・司法書士とリンクする』 開催報告社会的処方リンクワーカーサロン『 弁護士・司法書士とリンクする』 開催報告


春の訪れを待ち遠しく感じる2月25日、とかちプラザにて『社会的処方リンクワーカーサロン「弁護士 司法書士とリンクする」』と題して、弁護士法人 武部雅充法律事務所(takebe-law.com)に勤務する武部雅充弁護士と中川貴志司法書士をお招きしてお話をうかがいました。
武部弁護士からは、多重債務・事故・パワハラ・家庭内暴力(DV)・犯罪といった仕事に関することの説明があり、また、それらの相談を受ける中で医療・介護・福祉関係者に期待することや法律家が感じる強みについてもわかりやすく教えていただきました。
更に医療現場でストレスを抱えた人が増えていることや、何らかの精神疾患を抱えていることで紛争が起きる事例もあり、それらを解決するのが弁護士の仕事ではあるものの、法律家の力ではどうにもならず、治すことはできないので、この辺りが医療との連携が求められる場面ではないかと述べられていました。
中川司法書士からは、弁護士と司法書士の違いの他、行政書士の仕事についての説明がありました(ちなみに武部雅充法律事務所では、どちらに相談しても内容に応じて対応してくれるそうです)。また、実際のケースについて、見守り契約から任意後見制度の手続きを行い、その後、介護申請や介護サービス導入への支援を行ったことや、将来的に病院や施設入所となった時が司法書士の出番で、本人が亡くなった後にその時の想いを実現できるように遺言書の作成を行っていることを教えていただきました。
2事例目では親族からの相談で、亡き本人の貴重品管理(支援)や自宅の片付けの手配等に加えて、最終的にはお骨を母親の元にお渡しするといった関りについて、報告して下さいました。



学び多き時間の後は、飛び込み参加の山口弁護士も交え、3人の法律家と参加者でおしゃべりタイムとなりました(すっかりファンになってしまった人も多かったはず)。短い時間でしたが、それぞれのお人柄にも触れることができ、今後、法律に関する相談をする時、ぐっとハードルが下がったそんな時間になったと思います。
武部弁護士、中川司法書士、山口弁護士、大変お忙しい中、ありがとうございました!!

キャンパス札幌&帯広2024年1月 開催報告キャンパス札幌&帯広2024年1月 開催報告


今年は雪が少ないかな?と思ったら「ドカッ」と降りました。雪まつりの雪も搬入が始まっています。道内各地観光客でにぎわっているようです。

さて、1月10日(水)に2024年最初のキャンパス札幌&帯広を開催しました。
テーマは「がんと生きる」CAN net代表理事で帯広協会病院 腫瘍内科医の杉ちゃんこと杉山絢子さんを教授にお迎えしキートークをして頂きました。

アイスブレイクのお題は「新年にしたいことは何ですか?」で、「茶碗蒸し」「夢グループ」「ドラゴンズ」のグループ名が出ました。

キートークではがん治療もこの10年で大きく変わって来たことも説明して下さいました。遺伝子パネルや遺伝子検査が治療方法の決定に影響することやサイコオンコロジーといったがんに関わる精神科の専門家、同じ病気を経験した方がピアサポートとして関わることなどがあげられました。約20年前は治療の目的も「生きること」がメインでしたが、約10年前くらいから「生活の質(QOL)を維持すること」「副作用の軽減」にシフトしていき、現在ではより「自分らしく生きる」ことに変わってきているそうです。
そうした中、杉山さんがお仕事でがんと向き合う人たちを通じて感じたことなどを参加者の皆さんと一緒に考えたいですと始まりました。大きく3つの感じることについてお話しされました。まず、「時代や社会を感じることがある」。辛いことを言えない世代、仕事や他人へ尽くすことが優先され美徳とされてきた世代、自分を大事にする世代など社会背景が違うと価値観や死生観やジェンダー観の違いも感じるそうです。また、地域性も加わるとお看取りや葬送の風習の違いも出てきます。職業の業種や就労形態も変わってきます。
そして、「生きていくために必要なことを感じる」お話しがありました。病気や老化によって出来ないことが増えていく中で、ときには他者に頼るという精神的な成長も必要なのかもしれませんねと。キャンパスで良く出てくる「ヘルプ力(助けて〜と言える力)」は生きていくために必要なのかもしれないですね!
このがんと向き合う人たちはがんの治療をしている人だけではなく、ご家族・仕事仲間・友人・医療関係者らもそれに当たります。こうして、キートークを聞いていくと「私たちは何を学び・作っていくかを考える」ことがあるのでは?と後半のグループトークにつながるものでした。
今回のグループトークは少し大きなお題でしたが「私たちが生きていくために必要なことは何か」という直ぐには答えのでないものを、幅広い年代の自分や近しい人に置き換えて考えてみたり、色んな考えや生き方のお話しを聞ける時間でもありました。
参加者さんからは「近しい人は分かってくれていると思ったけど、ちゃんと自分で伝えられていないことが分かった」「がん教育を受ける今の子どもたちはどう生きていくのだろう」「人生のしがらみに向き合うことにもなるのかな」「悔いの無いように生きる」「変なこだわりは自分をしばることになるのでは」「気兼ねなく自分の話ができる場や人が必要だね」など色んな立場や視点からたくさんの考え方に触れる話が出ました。こういう考えるキャンパスを今後もしたいね、というお言葉もたくさん出ておりました。
新春キャンパスも全国各地からのご参加ありがとうございました!教授の杉山絢子さん、ご参加の皆さん、多くの学びや気づきを下さりありがとうございました!

1月27日(土)19時からはCAN netの活動報告会を開きます。各地のプロジェクトや活動がまるっと聞けるお得なイベントです。
CAN netにご興味のある方はぜひお越し下さいね♪
スタッフ一同お待ちしております!

第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催報告 その3第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催報告 その3


『医療×美容 Christmas Festa 2023』の余韻にまだまだひたりつつ・・・

☆ 病気になってもならなくても自分らしく生きる ☆
テーマ「自分らしさをあきらめない 生活・仕事・趣味 」

クリスマスフェスタのショー最後の3部をお伝えします♪
5つのグループにご登場頂きました。
演奏は谷村千尋さん、美佳さんの姉妹デュエットDoppyQueenさん。お二人とも看護師で帯広協会病院にお勤めされていました。オリジナル曲でショーを盛り上げて下さいました♪

1グループ目は治療などで頭髪が抜けてしまったときの工夫です。高額なウィッグ以外にも100均グッズや簡単なグッズで対応できるんですね。
札幌より北海道医療美容研究会(医美Labo北海道)のリーダー 福良さん、帯広の地域包括支援センター至心寮の川向さん、帯広協会病院の看護師さん、リハビリスタッフさん、医療ソーシャルワーカーさんらが披露してくださいました。

2グループ目は帯広パラスポーツさんの山口さん親子、千葉絵里菜さん、栗田歩さん、やまぐちこはるさんが白いジャックボールに赤・青のボールを投げ寄せボッチャを実演してくださいました。ボッチャは年齢・性別・障がいのあるなしに関わらずすべての人が一緒に競い合えるスポーツです。
また、とかちflowさんによるブラインドサッカーのご紹介もありました。ゴールキーパー以外は全員アイマスクを着用し、音の鳴るボールを用いてプレーをするんですね。ボールの音色も聞かせて下さいました。
とかちflow:https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/…/100…/1004544.html
3グループ目は病気になっても家族旅行やテーマパークなどの楽しみをあきらめないというテーマでイナガミ薬局の内藤聡さんご一家、帯広協会病院の腫瘍内科医鈴木先生親子、吉田さんご一家のご登場です。

4グループ目は体調がすぐれない時でも着物でハレの席に参加できるようにと考案された2部式・3部式着物の着付けの実演です。ここでは今回大変お世話になった帯広協会病院の名誉院長の阿部先生にご登場頂き、VESSの長岡さんになんと数分で着付けを仕上げて頂きました!着付け時間が短いと体への負担も減りますね。
また、思い出の素敵な振り袖を着て高田孝子さんにもご登場頂きました。
5グループ目は仕事や趣味もあきらめない工夫をご紹介しました。最初にとかち女性がん患者の会 プレシャスさんらによるスカーフやウィッグのアレンジ、首周辺の傷や医療器具などを覆うアスコットタイの工夫をイナガミ薬局の宇野雅樹さんが着こなされ、男性用ウィッグ&帽子の工夫、格好良いつなぎでお仕事をされ氷像作りにも励まれているメンバーさんらが登場されました。
そして、最後は白いウエディングドレスと赤いイブニングドレスでエンディングをゴージャスに飾ってくださいました。

今回のクリスマスフェスタの趣旨に賛同し、モデルやスタッフとしてご協力くださいました皆さまに心よりお礼申し上げます。会場を提供して下さった帯広協会病院様にも改めてお礼申し上げます。
***メイキング番外編***

クリスマスフェスタ当日も夜勤前に男性モデルさん6名のヘアメイクをしに駆けつけて下さった森田浩幸さん。森田さんはキャンバサダーさんでもあり、今回も快くスキルを持ち寄ってくださいました☆ありがとうございます!
(認証)NPO法人 日本理美容福祉協会 帯広センター、看護師・理容師・美容師・福祉理美容士講師・福祉車いす着付け師講師
https://www.facbook.com/profile.php?id=100003783717240
******************
病気になったとき、治療はとても大事です。でも、病気になった時の「見た目の変化」は、体にも心にも、生活・仕事にも変化をきたします。気持ちが落ち込む、仕事や学校に行くのが大変、家族や友達に元気のない顔を見せたくない……。そんな時、「元の自分に戻りたい」気持ちに寄り添い、望む「自分らしさ」実現するお手伝いをするのが『医療美容』です。
******************

* 医美Labo北海道(北海道医療美容研究会)

医療×美容

第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催報告 その2第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催報告 その2


『医療×美容 Christmas Festa 2023』の余韻にひたりつつ・・・

☆ 病気になってもならなくても自分らしく生きる ☆
テーマ「自分らしさをあきらめない 生活・仕事・趣味 」

12月16日(土)15時よりコロナ禍明けの4年ぶりの医療美容クリスマスフェスタ!記念すべき第10回目を帯広協会病院9階リハビリ室でのショーをご覧下さい♪

会場が1階から9階に変更したため、当日は地域包括支援センター帯広至心寮の皆さまが玄関ホールにて案内役を務めて下さいました!ありがとうございました(^^)
そして、9階会場入口では今回のテーマである「自分らしさをあきらめない」にちなんだ『自分らしさの木』Xmasバージョンを設置し、ご来場の皆さまにオーナメントを飾って頂きました☆

さて、大勢の方(およそ200名のご参加)にご来場頂き会場は熱気ムンムンです。ショーの始まりです♪
オープニングはサクラサク(帯広協会病院の看護師 瑞政なつきさんと中島仁さん)のボーカルとピアノで始まりました♪皆さん歌声に聞き惚れていましたね。
司会は普段はプロレスのリングアナウンサーをされている池守孝一さん。会場の奥まで届く素敵なアナウンスでショーを一段と引き立てて下さいました!

それでは1部のウィッグ&フラワーショーです。ウィッグもアレンジをすればお着物やハレの日のドレスにもとてもマッチするんです☆アレンジには生花を使ってウィッグを飾りました。わずか数分で見事な仕上がりです。美容師さんのスキルが素晴らしかったです!美容師さんは帯広で治療や脱毛症などの方にウィッグをあわせるウィッグソムリエとしても活動をされている出張理美容サービスVESSの長岡行子さんとN.PINOKIO hair&relaxationの岩邊さちえさんでした。長岡さんはこれまでのクリスマスフェスタでもお世話になっている美容師さんです。そして、今回初めてのショーとは思えない活躍ぶりの岩邊さん、これかもどうぞよろしくお願いします☆
モデルは今回初めて袖を通すお着物でご登場の高澤こずえさん、介添えにお嬢様もご一緒して下さいました。赤いドレスで登場して下さったのは日本福祉理美容協会が行っている福祉理美容や車いす着付けを広めるパラコレクションというファッションショーのモデルさんのお一人、酒井麻衣さんでした。

次の2部は演奏者も変わり、同じく帯広協会病院の音楽好きメンバー研修医(中駄勇太さん、岩切彩花さん)のピアノとサックスの演奏でした♪

2部のオープニングは温泉にちなんでお馴染みのあの曲♪ババンバ バンバンバン〜♪を素敵なピアノの音色で皆さん入場でした(^^)
1つ目はとかち女性がん患者の会 プレシャスさんによる入浴着の紹介です。乳がんや肺がん、心臓の手術などで胸に傷があるとき、人目が気になって好きな温泉に行けない・・・という方もいらっしゃいます。そんなときの方法の一つとして「入浴着」があることを施設やお客さんにも知ってもらうための啓発・普及活動をプレシャスさんはされています。

2つ目は人工肛門をお持ちの方の工夫です。帯広協会病院の皮膚排泄ケア認定看護師さんの小林和則さんが入浴時に使う保護フィルムのご紹介と泌尿器科の岡田副院長がおしゃれストマカバーをつけて登場して下さいました。こんな工夫もあるんですね!

3つ目は自分の体を動かすことが難しくなった場合です。自分で動けない人には温泉は無理・贅沢だと思いますか?ショーでは在宅で療養されている方が訪問看護師さん、介護タクシーさんなどに手伝ってもらうことで大好きだった温泉に行き、気持ち良いひとときを過ごせますよというのを実演して頂きました(^^)温泉につかって頂いたのは、普段診察をする側の帯広協会病院の青柳副院長、介助役には芽室訪問看護ステーションりらくの中村さん、本別訪問看護ステーションの阿蘇さん、帯広の訪問看護ステーション看しずくの横濱さん、上士幌の保健師の松下さんでした。

1部、2部のショーの中で要所要所で素敵な役回りをしてくださった方々がいます☆普段は薬局でお薬を調剤して下さる薬剤師さんですが、ご自宅にも訪問し、薬の管理などもする訪問薬剤師さんとしても活躍されている、まつもと薬局の大野さん、浅野さんと、病院の中で制度やお金など様々な相談にのってくれる帯広協会病院の医療ソーシャルワーカーの向出さん、坂根さんでした(^^)帯広にもこうして頼れる方がたくさんいらっしゃるんですね。

今日はショーの前半部分をご紹介しました♪
ここまででも盛りだくさんですね〜。ショーはまだまだ続きます♪
次回は後半のプログラムをお届けします。どうぞお楽しみに(*^_^*)

第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催御礼&報告 その1第10回 医療×美容 Christmas Festa2023☆開催御礼&報告 その1


『医療×美容 Christmas Festa 2023』の余韻にひたりつつ・・・

☆ 病気になってもならなくても自分らしく生きる ☆
テーマ「自分らしさをあきらめない 生活・仕事・趣味 」

12月16日(土)15時よりコロナ禍明けの4年ぶりの医療美容クリスマスフェスタ!記念すべき第10回目を帯広協会病院9階リハビリ室にて無事開催できました。帯広協会病院様の院長はじめ病院に関わる皆さまのご理解とご協力に心から感謝申し上げます!

今回のクリスマスフェスタでは音楽とショーを楽しんで頂くとともに、十勝・帯広、札幌、旭川で活動している団体様にもブース出展をして頂きました。ご紹介したいと思います(^^)

まつもと薬局の管理栄養士さんらによるがん治療による食事の悩みアドバイスなど「栄養にかかわること」☆

◆帯広協会病院の皮膚排泄ケア認定看護師さんより「ストーマライフを快適に!入浴用パウチ保護フィルム」などのご紹介☆
ショーの中ではストーマを装着して登場して頂きました☆

◆ウィッグソムリエさん(N.PINOKIO hair&relaxation・岩邊さちえさん)による「ウィッグの展示」☆

とかち女性がん患者の会 プレシャスさんによる「入浴着の展示・入浴着着用可能な温泉施設の紹介」など☆
ショーの中でも入浴着をご紹介くださいました☆

SEEDとかちさんによる 「会の活動紹介、大人の発達障害にまつわる書籍、発達障害をお持ちの方の就労に関する書籍、など」の展示☆

帯広パラスポーツさんによる「パラスポーツのご紹介パネル、車いすバスケットボール(専用車いす)」の展示☆
ショーの中ではボッチャを実演してくださいました☆

乳房再建体験者によるピアサポート倶楽部 「re-breast」さんによる「再建おしゃべり倶楽部の様子・乳房再建の情報」など☆

医美Labo北海道(北海道医療美容研究会)さんから「眉毛のTATOOシールやおしゃれストマカバー」など☆
ショーの中ではウィッグ以外でも100均グッズなどで工夫し対応できる技を披露してくださいました☆
北海道小児膠原病の会さん「活動のご紹介」などのパンフレット☆
まち・らぼ 暮らしの保健室さん「活動のご紹介」などのパンフレット☆
◆医療的ケアが必要なおこさまと家族のための 支援ガイドブック☆
◆福祉タクシー ハートランドさん、酒井福祉タクシーさん 「ご利用のパンフレット」☆
◆CAN netの「社会的処方マップ 十勝。帯広版vol.1」、コミュニティる〜む ぽっけ パンフレット☆

病気なった時の「見た目の変化」に関わる多くの切実な悩みや困りごとをきっかけに始まった『医療美容』の活動をもっと多くの方に知っていただくために、参加した皆さんと一緒に楽しめる “クリスマスフェスタ”を2014年12月から開催しています。
ショーの中にはブース出展して下さった団体様のスキルや工夫がたくさん盛り込まれています。
病気になっても「生活・仕事・趣味」をあきらめなくてもいいんだ、こんな工夫やサポートがあればやっていけるかな、と気持ちに少しゆとりが持てたら良いなと思います。
今回ブース出展をして下さった皆さま本当にありがとうございました(*^_^*)

次回はいよいよクリスマスフェスタのショーをご報告いたしますね♪
どうぞお楽しみに(^^)

キャンパス札幌&帯広2023年10月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年10月 開催報告


札幌では雪の知らせを告げる「雪虫」が今年は大量発生しています。日高山脈も雪景色になり十勝に吹き下ろす空気も冷えているでしょう。間もなく雪の季節を迎える道内各地です。

さて、キャンパス札幌&帯広では10月11日に『大人の発達障害について考える』と題して、SEEDとかち 共同代表 三浦直美さんとSEEDとかち 事務局 三浦潤一さんを教授にお招きしてお話をうかがいました。

キートークでは、まず、潤一さんがざっくりと発達障害についての特性の概要を説明して下さいました。精神疾患との併存症や二次障害になることも珍しくなく、障害による問題が現れ方や時期は人それぞれであるということです。大人になってから発達障害と診断された潤一さんがご自身の育ちのエピソードお話しして下さり、就学前から学童期には保育園から脱走したり、問題行動からクラスメイトから無視されたり、自転車の飛び出し事故を経験されたりなど、今思うと発達障害の特性も一因だったのかなと自己分析されていました。その後は家庭内のストレスから離れるために早く自立したいと実家を出られ、起業もしたのでのですが、離職・転職をくり返すようになり、家族のすすめもあり受診に至ったということです。心療内科を受診するもネガティブなイメージや将来への不安や希望が見えず「精神疾患を認めることは損失が大きい!」と感じられたそうです。それは、他人事で教育でも知る機会がなく、身近にロールモデルがなかったことが大きいのではということでした。そして障害を受容されるに至ったきっかけとなったのが、保育園で働く中で教員らからの発達障害に関する知識・情報に触れたことから、自分の幼少期に思い当たるふしがあると気付いたということです。専門家の受診、診断を受け入れた後は「やっぱりそうだった!」と安心感と将来への展望がわき、「発達障害で社会に貢献していこう!」、自分がロールモデルになり知る機会をつくろうと思うようになったと言うことです。今では積極的にご自身の発達障害について多くの場で発信されていらっしゃいます。
また、合理的配慮については求める配慮も人それぞれなので、その人の特性を理解した上で安心して相談できる体制・関係性が大切であるとお話しされていました。最後に潤一さんは「見過ごされて、支援を受けずに育ってきても、自分らしく発達障害とともに生きていきたい」と締めくくられたのがとても印象的でした。

次に直美さんからご家族の困りごとや悩み、周りでかかわることについてお話を伺いました。家族が異変を感じて受診をすすめても本人が気付いていないと受診につながり難く、日々家庭内に緊張感やストレスがあり家族自身も精神的にまいって心療内科に受診することもあるそうです。家族の立場として相談できる場所が不明確で情報も少ないのが現状で、周りの人に相談してもなかなか共感してもらえず家族が孤立してしまうようです。また、定職に就くことができないと経済的にも不安定で心身共にボロボロになると表現されていました。
家族も安心して相談できる場所や人が必要だと直美さんのご経験から今はご家族も安心して話せるように自助グループを作られ、活動されています。
実際に直美さんは複数の相談先やご自身の回復の場・人を持っていらっしゃってとても助けになったとお話しされていました。
最後に「発達障がいは治る・治らないではなく、変わる・成長する」「家族にも寄り添って欲しい、支援が必要」とお話し下さったのがとても印象的でした。

参加者さんからは、「その個性が強すぎて見えづらくなっているので、その方のありのままの姿を見る目を持つことが、合理的配慮には必要なのかなと思いました 」「発達障害は治る、治らないではなく、変化する、成長するが良かった 」「ロールモデルがあることで選択肢が増えて見通しをたてることも出来る 」など多くの学びや気づきがありました。

貴重なお話をして下さった三浦直美さん、三浦潤一さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

11月のキャンパス札幌&帯広は11月8日(水)19時半〜『聴覚障害について理解する』教授:大谷短期大学非常勤講師 高畑訓子さんです。
お申込はコチラからです。

キャンパス東京&旭川9月 開催報告キャンパス東京&旭川9月 開催報告

キャンパス東京&旭川9月 開催報告

11月、あっという間に秋が進み、旭川では街中でも紅葉が落葉になっていつ雪が降り積もってもおかしくない時期になりました。季節の美味しいモノをたくさん食べて備えたいと思います。

9月に開催したキャンパス東京&旭川9月は総勢15名にて テーマ「患者さんの人生を伝えること~いのちを見つめて~」という内容で講師の安藤明夫さんのお話を聞き、参加された皆さまとワーク&トークを行いました。

新聞記者の偏りのない視点で様々な闘病された方のお話を聞き記事にされてきたこと、そして感じてきたこと。また関わられた中でのお二人にフォーカスしたお話もお聞きしました。

経験されてきたこと、現在経験されていることを聞くことはその方の生き方を知ること。自身の生活の中で迷いが生じた時に参考になることも多いと感じてきましたが、今回もそれぞれの生き方を教えて頂いて気づきや学びが多かったです。

参加者さまからは

・自分の事の振り返りもできました。これからの参考になる事、言葉も沢山いただきました。ありがとうございました。

・生きづらさを抱えた困難なことを知る機会は当事者だけでなく、第3者を通してマスメディアでも得ることが出来る。発信する側はポジティブな面・ネガティブな面、その人のありのままを正確に伝えるということが大事だと学びました。SNSが主流の時代に発信する側の心得を伺えて良かったです!

・それぞれの「生き方」「人生の在り方」の情報を得る機会は限られていますが、深く関わられた方から正確に聞き知ることができることを学びました。今後新聞記事を読むときに「その人生活・生き方」に思いをはせて読みたいと思います。ありがとうございました!

・生き方の情報(個々の価値観が違う)を直接経験者に聞いたり、CANpathのような場で聞くことの大切さ。

などなどのお言葉をいただきました。

加齢や病気などから徐々にだったり急にだったり、出来なくなってしまうことがあったりします。でも、出来ないことを憂うだけではなく、「今、出来ること」「今やりたいこと」を考えてこれからの人生を考える。出来ないことは以前のキャンパスのお話でも出てきたワード、「自律」(自分で方向性を決める)が出来るように。これからも色々な方がの生き方をお聞きして、自身の方向性を決められると良いなあと思いました。

今月のキャンパス東京&旭川11月は11/25(土)19時~の予定です。初めての方もリピーターの方もご参加お待ちしております。

詳細決まりましたらご案内いたしますのでお待ちくださいませ。

説明がありません

説明がありません

キャンパス札幌&帯広2023年9月 開催報告キャンパス札幌&帯広2023年9月 開催報告


気がつけば栗やさつま芋を使ったスイーツがあちこちの店頭に並び始め、本格的な秋の訪れを感じるようになってきましたね。

さて、キャンパス札幌&帯広では9月13日に『アルコール健康障害について考える』と題して、アディクションにはまっているソーシャルワーカーの田中和彦さんをお招きしてお話をうかがいました。

キートークでは、田中さん自身が精神科に勤務した頃、アルコール問題に関するプログラムを担当することになったことから、グループミーティングのファシリを行うことに…。その時に患者さんから「田中さんはアル中なのか?」と聞かれ、そうではないことを伝えると「アル中じゃないくせに、わかる訳がない」等と返され、そんな出来事がソーシャルワーカーとしての始まりになったというお話から始まりました。
一般的に知られている薬物(違法)・ギャンブル(借金)に加えて、アルコールも依存リスクが高いのに、「なぜ、患者さんはお酒を飲むのか?そこには何か意味があるのではないか?」と田中さんは考え、と同時に「お酒を飲むことでこんな害があって、だからやめるべき」という言葉は患者さんには届かないことにも気づかされたそうです。
そんな中、今もなお大事にしていることが、「必要性と効果」であり、“アルコールを使うのはどういう効果があるのか?ということを共有することである”と教えていただきました。アルコールを飲むことは患者さんにとっては意味のある行動であり、難なく苦痛を緩和できるものとして選択することが可能、しかもすぐに手に入り、コスパも良いことを患者さんとの対話の中で知ることができたそうです。
また、アルコールを飲み続ける背景には何らかのストレスがあり、家族も含めた人間関係、幼少期の体験、虐待、離婚、いじめ等さまざまであり、田中さんは患者さんに会ったら、「どういう時に飲むの?」「飲むといいことがあるの?」等とお聞きしているそうです。
そうして、時間をかけて断酒を目指していくことにはなるものの、アルコールを少しずつ減らしていくことから始めたり、患者さんはつながりで生きていけるということも理解し、アルコールではない別な癒しの何かに変えていくことが必要であることを教えていただきました。
最後に、田中さんは「お酒で困っている人はそのことを周囲に相談しにくい…そんな現状を変えていきたい」等という想いから、さまざまな活動や取り組みのため、全国各地を飛び回っていることも教えていただきました。

参加者からは、『お酒を飲む必要性と効果を共有することができたらいいなと思いました。ご家族への支援も考えなくてはと思います』『アルコール身体障害について短時間でエッセンスを語っていただき、とても分かりやすかったです!教育の意義は大きいですが、臨床も続けて欲しいと感じさせる先生でした』『田中さんの姿勢がとてもあたたかさを感じました。わかろうとする。とても素敵です』『田中節、今回も最強でした。ソーシャルワーカーとしての自分を振り返り、襟を正しました。何らかの背景がある、そこを理解しようとする姿勢、日々のソーシャルワークでとても大切にしていることでもあります。日々の忙しさに忙殺されている自分、思考の整理ができました。欲を言えば、実物にお目にかかりたかったです、ありがとうございました』等といった声が寄せられました。

長いも・山わさびの会では、田中さんから“ここだけの話“をしていただいた他、アルコール問題を抱えた人を理解することは難しくても、だからこそわかろうとすることが大切であること等を再確認する時間となりました。
貴重なお話をして下さった田中さん、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!続編も楽しみにしています♪

キャンパス東京&旭川8月 開催報告キャンパス東京&旭川8月 開催報告

今月8月のCANpathテーマ「自分の生活(生き方/活き方)を考える 〜自分らしく生きるために〜」でした。 クニ坊ことクニーポッター久田邦博さんから『長く生きるって重要ですか?』のキートークでした。 通常彼が講演・セミナーする時は、90分もしくは2~3時間かけてするそうですが、今回40分の中で凝縮され盛沢山の濃い内容を一気に聞けました。 ただただ、凄い!切り替えの凄さは天下一品だと思いました。 そしてメリハリある生き方、泣くときはしっかり泣く、必死で生きること、後悔しない生き方、感謝の気持ち、受け入れること、自分らしいやりたいことで生きるetc また、色々な言葉(メッセージ)がやってきて(降りてきて)それを素直に受け留め惜しみなく私たちにシェアする広さを感じました。 自分に与えられた才能を発揮し、多くの人の助けや支えに繋がっていることは本当に素晴らしいと思いました。 グループトークでは、「多様な生き方について考える」について、ひとりひとりの生き方はそれぞれ違っていて当たり前なのでお互いに認め合う、尊重し合うこと、また人の考えを否定しないことetcをディスカッションしました。 それが優しい社会に繋がるのでは?と個人的に思いました。 また参加者さまからは、 「目標の持ち方を考えてみたいと思います。」 「困難に遭遇した時、冷静に分析して立ち向かう勇気 気力を学びました。」 「切り替えの凄さ。自分の棚卸をする時に節目節目できっとその時に必要なメッセージがあったのでは?と思いました。(それが気付くかどうか?もありますが・・・)」 今回、『人の役に立ちたい!』と言う思いから、彼の行いがいっぱい広がったように感じます。 私は最初彼とオンライン上で知り合った時に、「素敵な魔法使いさま」って呼んでました(笑) 本当に今回いっぱいのクニーポッターマジックがあったように思えます。 しあわせです❤️感謝でした。

キャンパス東京&旭川9月は9/23(土)19時~21時です。

テーマは未定です。決まり次第みなさまにお知らせします。

説明がありません