言語聴覚士 アーカイブ - CAN netスタッフのブログのブログ記事

こんにちは。
旭川メンバーで言語聴覚士をしている竹内です。

2014年11月の第1回目のブログでは、さっくりと紹介しましたが、3回目の今回は、もうちょっと詳しく言語聴覚士の仕事についてQ&A方式で書きたいと思います。

Q:言語聴覚士ってどんな仕事なの?
A:誰でもごく自然に行っている話す・聞く・食べる・・・こと。生まれつきそれらがうまくいかないお子さんや病気・事故・加齢などによりある日突然、話すこと・聞くこと飲食が出来なくなった方の機能回復と社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活ができるよう支援する仕事です。病院だけでなく、学校や福祉の現場でも活動の場が広がっています。

Q:ある日突然話せなくなるってどういうこと?
A:脳血管障害(脳梗塞や脳出血)や交通事故による脳損傷から言語を司っている部位が損傷をうけ起こる言語障害(失語症)や口唇・舌などの麻痺によりうまく動かせないことで呂律がまわらなくしっかり話せない(構音障害)などが原因としてあげられます。

Q:失語症って何?
A:話すことだけではなく、聞いて理解すること・読んで理解すること・書くことがうまくいかないなどコミュニケーションに関わる状態をいいます。

Q:どんなリハビリをするの?
A:まず、その方の得意とする所や苦手な所がどこかを把握します。例えば、理解することが苦手であれば、実物やカードを使用して 単語を聞いたり文字として提示されたものを見て実物やカードを指さすような練習を行います。症状には個人差がありますが、物の名前が出てこないという方の場合は、実物やカードを見て物の名前を思い出す練習を行います。その際、書くのが得意であれば紙に書いてその後に音読してもらい言葉として表現するよう援助するなど症状や元気だった頃の生活を参考にしながら個別性に合わせたリハビリを提供します。

最後に、私がこの仕事に関わって感激したエピソードをひとつ書きたいと思います。それは、失語症となり最初は声を出すことも難しかった方が、「あ」の発声が出来るようになり、次第に「あいうえお」の母音・「まみむめも」の子音が言えるようになるなど少しずつ出来ることが増えていくのを目の前で見てその方自身も笑顔で喜んでいる姿を見た時は、とても嬉しくこの仕事について良かったと思える瞬間です。

一人でも多くの人たちが笑顔で暮らせることができるようにお手伝いをしていきたいと思います。

 

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